ミニチュアダックスフンドがお留守番上手になるしつけのポイント

犬は猫に比べると留守番が苦手な動物です。
飼い主が大好きで、飼い主が少しでも離れると不安になってしまうということもよくあります。
ミニチュアダックスフンドも甘えん坊の犬が多く、留守番が得意ではないですが、飼い主や家族がいつも家でそばにいるというのは不可能で、必ず留守番をしなければならないときが訪れます。
ミニチュアダックスフンドを留守番上手の犬にしつけるにはどうすればいいのか、考えてみましょう。

子犬の頃から少しずつ慣れさせる

成犬になってから、いきなり長時間の留守番というのは難しいので、できるだけ子犬の頃に少しの時間から慣れさせていくといいでしょう。
いきなり長時間の留守番をさせてしまうと部屋で暴れて、あちこち荒らされてしまう危険性があります。
子犬の時からサークルやケージに入ることに慣れていれば、そこで留守番をさせておくことができます。
その際、サークルやケージ内にお気に入りのおもちゃやおやつを置いておくと効果的です。
最初は数分から始めて、次第に時間を延ばしていき、数時間の留守番がおとなしくできるようになれば成功です。

一緒にいるときは、なるべく遊んであげる

ミニチュアダックスフンドは活発で、普段は動くことや遊ぶことが大好きなので、飼い主がそばにいるときは、できるだけ一緒に遊んであげるようにしましょう。
散歩にもたくさん連れて行ってあげて運動不足にならないようにすると、家の中ではおとなしく過ごしてくれるようになるでしょう。
可能であれば、留守番をさせる前に疲れるくらい運動をさせれば、留守番の間は寝ていてくれるかもしれません。
運動させることが難しいときは、家の中で遊んであげるのもいいでしょう。
飼い主と犬との信頼関係が築けていないと、留守番が難しいこともありますので、飼い主のことを大好きになるようにしてあげてください。

出かけるときに声をかけるのは逆効果!

出かける前に犬に「すぐ帰ってくるからね」とか「行ってきます」とか声をかけがちですが、これは実は避けたほうがいいのです。
飼い主が声をかけて出て行くと、犬のほうではとても不安になってしまいます。
飼い主が「行ってきます」と言ったらどこかへ行ってしまうのだと不安になって、行かせたくないがために騒いでしまうこともあるかもしれません。
出かけるときは犬に意識させないように家を出るようにしましょう。
帰宅したときも「ただいま」などという必要はないですが、留守番してくれていたことをほめてあげるといいですね。

まとめ

ミニチュアダックスフンドは留守番が上手な犬ではありませんが、子犬の頃から少しずつ慣れさせていくことで、留守番上手にすることができます。
そのためにも普段から一匹でいる時間も作ってあげて、飼い主と触れ合う時間もたっぷり取って、メリハリがある生活を送るようにしましょう。
出かけるときは、「いい子で待っていてね」と声をかけたくなりますが、気づかれないように出ることが、犬を不安にさせないためにも大切です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です