③社会性を身に付けておくこと
ドッグカフェなどの、他の犬や人が集まる場所に愛犬と出かけるためには社会性を身に付けておくことが必要です。
他の犬との交流が初めての子や交流が苦手な犬がドッグカフェに行ってしまうと、犬自身にとってもストレスとなりますし、他の犬とのトラブルや他の利用者へ迷惑をかける状況になりかねません。
そのため、ある程度の社会性を養ってから利用するようにしましょう。
利用する際の注意点
①事前に排泄を済ませておくこと
お店によっては専用トイレが構えられていることもありますが、基本的にはないと思って店内で排泄しなくても良いように、入店前に排泄を済ませておくようにしましょう。
さらに、粗相やマーキングが心配な場合には、マナーベルトやマナーパンツを着用させるようにしておいてください。
②ヒート中は利用を控えること
メス犬のヒート(犬の生理)中には、ドッグカフェの利用を控えるようにしましょう。
ヒート中は周りのオス犬を興奮させてしまうため、オス同士のケンカを招きかねません。
それは例えマナーパンツを着用させていても変わりありませんので、ヒート中は愛犬を連れて公共施設でお出かけしないようにしましょう。
③お店によって決められたルールを守ること
ドッグカフェではお店によって犬を連れて利用する場合のルールが設けられていることがあります。
そのルールは必ず守るようにしましょう。
例えば、
- 狂犬病・混合ワクチン接種証明書の提示
- 犬のサイズ・犬種による利用可否
- オムツや犬服、リードの着用
- 利用可能な時間帯・曜日
- ペット連れの場合の指定席
などがあります。
ルールを守れない、マナーが悪い場合には退店させられることもあるので注意しましょう。
④犬の洋服を着用させること
犬種や時期によっては抜け毛が多い犬種もいます。
飲食をするドッグカフェでは抜け毛が飛散しないよう、犬の洋服を着せておきましょう。
お店によってはルールとして定められていることもあります。
愛犬とのおでかけ こんな行動はNG!
マナー違反!!こんな行動はNG
①トイレシートを店内に広げる
つい飼い主さんがやってしまいがちな行動ですが粗相をしないようにと、座席近くでトイレシートを店内に広げる行為はNGです。
衛生面・マナーの面の両面から見てもNGの行動となるので注意しましょう。
万が一店内で粗相をしてしまった場合には、速やかに片付けをしましょう。
そして店員さんに報告し謝るようにしましょう。
基本的には、マナーベルトやパンツを着用させておくことをおすすめします。
②愛犬を制御できない
店内では、飼い主さんの足元で愛犬が穏やかに過ごせるようにすることが理想的です。
食事や会話に夢中になり過ぎて愛犬の行動を無視したり、興奮している愛犬を放置することはNGです。
犬の吠える・唸る・他の犬へのマウントなどの行動は他の利用者への迷惑となってしまうでしょう。
特に吠える行動を放置すると、1匹が吠えると他の犬も吠え始めてしまいかねません。
愛犬が興奮しているようであれば、「おすわり」「まて」などの指示で落ち着かせる、あるいは人や他の犬のいない場所に出て落ち着きを取り戻させるようにしましょう。
③人の食事を愛犬に与える
ご自宅での食事中、愛犬のおねだりに食事を分け与えている飼い主さんも多いかもしれません。
しかしドッグカフェでは、人のために提供された食事を愛犬に与えることはNG行動となります。
お店によっては犬用メニューも構えられているため、人は人用、犬は犬用のメニューを食べさせるようにしましょう。
また、愛犬に人間用の食器を使うことや、一度床に置いた犬用食器をテーブルに上げることなども衛生面からNGとなるため注意してください。
④リードを離す・椅子に座らせる・椅子やテーブルに足をつかせる
一部のお店では店内で愛犬を放し飼いにしても良い場合もありますが、基本的にリードに繋いでおきましょう。
椅子に愛犬を座らせる行為もお店によってNGとなります。
座らせることのできるお店であっても、椅子にタオルやマットを敷くようにしてください。
食べ物欲しさに犬が前足をテーブルにかけるような行動もNGとなるので注意しましょう。
⑤他の犬との交流を無断で行う
ドッグカフェでは他の犬との出会いの場となります。
愛犬が他の犬と交流を持ちたがって近寄っていくこともあるでしょうが、トラブルを避けるためにもその犬の飼い主さんに一言声をかけるようにしましょう。
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