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マルチーズの基本情報
現在世界には700~800種類の犬種が存在しています。
犬たちは長い歴史の中、人間のパートナーである犬たちは使役犬としてさまざまな役割を持ち、人間とともに働いてきました。
その中でマルチーズは世界最古の愛玩犬といわれています。
代々人に愛されてきたマルチーズは、愛玩犬としての極意を極めている、愛玩犬の中の愛玩犬といえ、犬の貴族とも呼ばれることがあります。
全身絹のような真っ白い被毛は、フルコートにすると大変エレガントで美しく、トリミングで短くカットすると、いつまでも子犬のような見た目で、マルチーズは色々な姿を見せてくれます。
マルチーズの身体的特徴
- 大きさ:小型犬
- 体重:3~4kg
- 体高:20~25cm
- 被毛の長さ:長毛種
- 被毛の種類:シングルコート
- 毛色:ホワイト
- 平均寿命:15歳
- 価格相場:20~40万円(血統の良さや見た目で価格は変動します)
マルチーズの体長は体高より長く、足がやや短いことが特徴になります。
ショードッグに出場するマルチーズはフルコートが基本になりますが、お手入れが相当手間がかかるため、ペットとしてはトリミングで短めにカットするのが主流です。
被毛は絹のように細いため、ブラッシングを怠ると毛玉になってしまうので、まめなブラッシングは欠かせません。
またマルチーズは僧帽弁閉鎖不全症や動脈管開存症などの心臓病になりやすい傾向があります。
子犬期の頃から定期的な健康診断をするようにしましょう。
マルチーズの性格・気質
- 甘えん坊
- 明るい
- 人見知り
- 穏やか
- 遊ぶのが大好き
- 愛情深く、飼い主さんに尽くす
- 賢く物覚えが早い
- 感受性が強く人の気持ちを理解する
マルチーズは大人しく、飼い主さんにべったり甘えたがる個体が多い傾向があります。
ただ一方で、遊ぶのが大好きで活発な一面も持っています。
特に飼い主さんと遊ぶのが大好きなので、遊びを取り入れたしつけトレーニングをすると、上達が早くなります。
また運動するのも好きなので、体こそ小さいですが、毎日の散歩は欠かさずにしてあげるようにしましょう。
マルチーズの歴史
マルチーズはマルタ原産の犬種です。
その昔、人間のパートナーだったたくさんの犬たちのほとんどは、使役犬として人間と共に働いていました。
そんな中マルチーズだけは異色の歴史を持っています。
誕生したときから、コンパニオンドッグとして扱われ、一切働いたことがない犬種といわれています。
愛され、かわいがられるためだけに存在しました。
貴族たちにも愛され、マルチーズ用の器は銀を使っていたとされています。
またあまりに愛されたマルチーズのために詠んだ歌も存在しています。
そんなマルチーズは前代に至っても変わることなく、世界中の人々から愛玩犬として愛されていて、マルチーズは愛玩犬のエキスパートといえます。
マルチーズは気持ちを表現するプロ !!
マルチーズは人の気持ちを読むことが得意です。
また長く一緒に生活していると、自分の意志も伝えようと、あの手この手で飼い主さんに意思表示をしてくれます。
方法は個々の性格やクセによって違い、それを理解してあげることで飼い主さんとマルチーズの絆はより深まっていきます。
マルチーズが自分の気持ちを表現する方法として多いのは、
- しっぽ
- 目
- 吠えて伝える
- ジャンプや足踏み
などがあります。
特に目は口ほどに物を言います。
全身を使い、喜怒哀楽を上手に伝えてくるマルチーズを理解してあげましょう。
みなさんの愛犬が一生懸命、飼い主さんとアイコンタクトを取ろうとしているときには、何かを伝えようとしている場合が多くあります。
なんか視線を感じる…と言うときには、マルチーズが何を伝えようとしているのか、注意深く観察してみてください。
飼い主さんが気づいてあげることで、マルチーズはさらにいろいろなことをお喋りしてこようとします。
今回はそんなおしゃべりが大好きなマルチーズをどう理解していけばいいか、詳しく仕草から意味を解説していきます。
ぜひ参考になさってください!
マルチーズと気持ちを通じさせるには絆づくりが重要
よりマルチーズがのびのびと感情豊かになるためには、マルチーズがリラックスした環境で、飼い主さんを信頼し、絆を築く必要があります。
マルチーズは大変感情豊かな犬種ですが、緊張感がある状態では、自分の感情は見せようとせず、様子を伺う状態が続きます。
なんでも話してもらう関係になるには、普段から、
- 話しかける
- ご飯や被毛のお手入れ
- 散歩
- スキンシップ
- 遊んであげる
- しつけトレーニング
などをし、密接にマルチーズと関わっていくことが重要になります。
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