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そうすることで、飼い主さん自身もご自身のマルチーズの性格が理解できてきます。
また同様に、マルチーズも飼い主さんを理解していきます。
目でものを言うマルチーズ
先述してきたとおり、マルチーズは全身を使って自分の意思表示をします。
特に、目は感情をハッキリ表すことが多くあります。
例えば、
- 嬉しいとき…目がキラキラとし、見るとしっぽを振り、口角が上がっていることもあります。
- 寂しいとき…飼い主さんを必死に見つめ、嬉しいときとは違い覇気がない目をします。しっぽが下がってしまうこともあるでしょう。
- ご機嫌斜めなとき…キラキラ目を開くとは逆で、無表情な目になります。
みなさんのマルチーズの目はどんな風か思い出してみてください。
マルチーズに多いしぐさとその意味
それではマルチーズのしぐさとその意味を見ていきましょう。
寝転がってお顔を前脚でゴシゴシする仕草
両法の前脚を使って目を隠したり顔をゴシゴシする姿を見せる時があります。
一見すると何か眩しがっているのか、何かむしゃくしゃしているのかな?という印象を受けます。
しかし、このしぐさをするのは目や耳などの顔周辺をかゆがっているケースと自分に注目してほしいというアピールというケースが多いです。
甘えん坊なマルチーズの場合、構ってアピールの方が多いかもしれませんね。
あまりにも頻繁にするようであれば、食物アレルギーなどの可能性もあるのでその時は病院で診てもらいましょう。
プルプルと小刻みに震える
マルチーズ以外の犬種にもよく見られる震えるしぐさ、マルチーズもよく見せるしぐさでもあります。
犬が震える理由は、寒い、怖い、興奮の3つの理由からです。
暖かい国で生まれたマルチーズは、シングルコートでもあるので、寒さに弱い犬種なので、プルプルと震えるしぐさをよく見せるのかもしれませんね。
興奮でからの震えは例えば、お留守番が苦手なマルチーズが、お留守番で寂しい思いをしたあと、飼い主が戻った時などに喜びの興奮で震えるしぐさを見せることがあるようです。
前脚をペロペロor甘噛みしている
前脚を舐めたり甘噛みするしぐさ。
白い被毛のマルチーズは前脚が汚れたりして目立ちやすいかもしれませんね。
前脚を舐めたり甘噛みするしぐさの理由は、暇だ、寂しいということをアピールしています。
あまりに舐めすぎる場合、アレルギーが考えられ被毛が変色してしまったりします。
ひどく長引くときは、獣医さんの受診を受けるようにしましょう。
このしぐさもまた、甘えん坊なマルチーズがよく見せるしぐさかもしれません。
床に背中をこすりつけるしぐさ
散歩中や家の中でも突然背中をこすりつけるしぐさをすることがありますよね。
このしぐさは、そこにお気に入りの匂いがあるためなのです。
シャンプー後に絨毯などにこすりつけたりすることが多いのではないしょうか。
リセットされた匂いを、いい匂いで上書きしようとしているのかもしれません。
普段はおとなしくても吠える時は吠える!
マルチーズは比較的温厚で、あまり吠えないといわれています。
ただし例外があります。
- 知らないもの・人への恐怖で吠える
- 飼い主さんを守ろうと吠える
- 気に食わないことがあり拒否の意志を伝え吠える
などの場合があります。
犬は言葉を話さないぶん、吠えることで意思表示をすることがあります。
吠えるときには、必ず吠える意味があります。
闇雲に吠えるのをやめさせようとする前に、なぜ吠えているかを観察できるとご自身のマルチーズの気持ちの理解に繋がります。
機嫌が悪いと飼い主さんでも完全無視
飼い主さんが大好きなマルチーズは、嫌なことがあっても露骨に噛み付いたり吠えたりしません。
でも機嫌が悪いのは悪いので、飼い主さんが名前を呼んでも、聞こえているくせに無視をしたり、目や耳だけ反応し、飼い主さんのところに来ようとしない時があります。
そんなときは、何か気に食わないことがあり、ご機嫌斜めでわざと飼い主さんを無視していることがあります。
かわいい無言の反抗心です。
機嫌が悪くなった原因を考えてみてください。
好きな言葉にはいち早く反応する
人間と長く生活していると、マルチーズは短い単語を理解するようになります。
特に大好きなワード、「お散歩」「おやつ」「ごはん」「遊ぼう」などにはかなりのスピードで反応します。
お昼寝中であったとしても、そのワードが聞こえるとシャキッと起きて、準備運動を始めるなんてこともあるでしょう。
これは、マルチーズにとって本当に大好きなことで、待ちに待ったことが起きるのが嬉しくて仕方ない仕草になります。
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