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気をつけていても、ちょっとした隙にトイプードルが危険な食材を口にしてしまったらどうしたら?
対処法を知っておくことで、パニックにならず冷静に行動できます。
確認事項として、
- 何をどの程度食べたかをチェック
- 食べたと思われる時間を確認
- トイプードルの症状をチェック
上記を確認した上で、早急に動物病院に電話をして指示をもらいます。
絶対してはいけないことは、症状がなさそうだから様子見することです。
また無理に吐かせることもやめてください。
トイプードルの状況によっては、数日後に突然症状が出てくることもあり得ます。
重篤な状態になる前に、動物病院で適切な処置をしてもらってください。
トイプードルの中毒症状について
中毒症状と一言にいっても、個体ごとに現れる症状は違う場合があります。
まずは、いつもと違うと思ったらその旨を獣医さんに伝えた上で、治療してもらいましょう。
よくある中毒症状
- 嘔吐
- 下痢
- 元気がなくなる
- よだれが増える
- 落ち着かない
- 呼吸が早い(荒い)
- 異常な咳(喉に詰まっている可能性あり)
- 震える
- 血便
- 食欲不振
食べても安全な食材でも食べ過ぎに注意
どんなに毒性がない、犬にあげても安全だという食材でも、食べ過ぎは良くありません。
特に消化が悪い食材などは、食べ過ぎにより下痢や便秘になる恐れがあるので気をつけましょう。
また犬は肉類の消化は得意といわれていますが、ひき肉や脂身の多い肉は下痢を起こしやすく、肥満の原因にもなりますので注意してください。
散歩の拾い食いのしつけを徹底する
どんなに室内で誤食がないように気をつけていても、散歩の時に匂いが気になってパクリと有害なものを食べてしまっては大変です。
そして飼い主さんが見ていないときの誤食は、対応が遅くなってしまう場合が多く危険です。
散歩のしつけトレーニングとして、拾い食いはさせないよう徹底してトレーニングをするようにしましょう。
また散歩コースによっては、除草剤が撒かれているところもあります。
誤食だけでなく、除草剤を舐めたりすることでも中毒を起こしますので注意してください。
野菜は消化に悪いからNG?
犬に手作り食をあげている場合、バランス上、肉類だけではなく野菜や穀物をバランスよく揚げますよね。
犬は肉食ではなく雑食なので、バランスを考えた場合、適量の野菜の摂取は必要になります。
ただ固すぎる野菜や、大量の野菜は消化不良を起こしてしまうので注意してください。
またキャベツやほうれん草にはシュウ酸という成分が含まれており、食べすぎることで結石の原因になってしまいます。
有害じゃない食材でもアレルギーがあるかも
犬にとって有害ではないとされている食材の中に、愛犬にとってはアレルゲンになる食材もあります。
特にアレルギー反応が出やすい食材として、
- 牛肉、ラム肉
- 卵
- とうもろこし、小麦
- 乳製品
などがあります。
アレルギー反応の場合、有害な食材を食べてしまったときに起きる中毒症状はありませんが、
- 下痢や嘔吐
- 身体中を痒がる
- 湿疹が出る
- 手足を舐め続ける
- 耳の内側、内ももの皮膚が赤くなる
などの症状が出ます。
アレルギーが疑わしい時は、動物病院でアレルギー検査を受けるようおすすめします。
アレルギーによる皮膚の炎症は、慢性化してしまうと完治に時間がかかってしまいます。
おかしいと思った時点で獣医さんに診察してもらい、早期の段階で治すようにしましょう。
また今まで大丈夫だった食材でも、ある日突然アレルギーを起こすようになるケースがあります。
毎日健康観察をし、少しでも変化がある場合はアレルギーを疑ってみましょう。
室内の観葉植物に注意
気をつけるのは食材だけではありません。
室内に観葉植物を置いている場合、いたずらで少量口にしただけで中毒症状、場合により重篤な症状を起こす可能性もあります。
- ポトス
- ドラセナ
- ソテツ
- アロエ
- ポインセチア
- アイビー類
- モンステラ
などには注意が必要です。
トイプードルを室内で自由にさせている場合、間違って落ちている葉っぱを口に入れないよう、トイプードルが近づけないように工夫をしましょう。
また植物同様に園芸用の土を口にしてしまうのも大変危険ですので、同様の注意が必要です。
この記事のまとめ
- 体重3.2〜4.5kgの小型犬、巻き毛のシングルコート
- 毛色:ブラック、ホワイト、レッド、アプリコット、クリーム、ブラウン、ブルーなど
- 性格:好奇心旺盛、フレンドリー、誠実、甘えん坊、感受性が強い、人懐こいがやや警戒心が強い
- 人間にはOKでも犬が食べてしまうと毒になる食材がある
- トイプードルにNGな食材:ネギ類、ブドウ類、銀杏、ナッツ類、チョコレート、ココア、アルコール類、加熱したチキンの骨、キシリトール、香辛料、柑橘系フルーツ、ドライフルーツ、人間用の薬、カフェインが含まれるもの、牛乳、人の食べ物
- 危険な食材を口にしたときのチェックポイント:なにをどの程度食べたかをチェック、
- 食べたと思われる時間を確認、トイプードルの症状をチェック
- 拾い食いのしつけを徹底する
- 有害じゃない食材でもアレルギーがある可能性あり
- 危険な室内の観葉植物:ポトス、ドラセナ、ソテツ、アロエ、ポインセチア、アイビー類、モンステラ
トイプードルに食べさせてはいけない食材あれこれ さいごに
犬は食べてもいい食材もたくさんある一方、食べられない危険な食材があることにもどうぞ、注意してください。
またその個体によっては、本来なら食べられる食材でも、アレルギー反応を示すこともあります。
食べ物をあげるときには十分注意して与えましょう。
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