平均的な性格としては忠誠心が強く、頭がよく、警戒心が強いなどと言ったことが挙げられます。
毛色よりもオスとメスの性別の差で性格に違いが出てくるので、どのような性格の個体がいいのか決める時は、性別を重視すると良いでしょう。
オスの性格
競争心が強い
負けん気が強いとも言います。
柴犬は自立心に富み、馴れ合いをあまり好まないことが多いです。
特にオスはその傾向が強く、負けず嫌いで自身の縄張りへの侵入を許しません。
また同性に対しては競争心を剥き出しにするため、柴犬を2匹飼いたいという時はオスとメスという組み合わせ方で飼うようにしましょう。
稀にフレンドリー
同性に対しては厳しい柴犬ですが、異性に対しては稀にフレンドリーな一面を垣間見せることがあります。
飼い主に対しては普段は大人しく興味のない素振りを見せることもあるにもかかわらず、なぜか他人には尻尾を振って愛想よく接することが稀にあります。
実に憎らしいですが、主人が一人でどこかに行こうものなら、寂しそうに鼻を鳴らして行く先をずっと見つめ続けてしまったりするほど一途でもあるので大目に見てあげましょう。
好奇心が旺盛
元々猟犬として飼われていたこともあることからか、好奇心がとても旺盛です。
特に動くものには大きな反応を見せることがあります。
初めて見る物などにも興味を示し、時にはしばらくの間じっとその気になるものを見つめ続けることもあります。
メスの性格
頑固
オスが少しフランクな性格に対し、メスは警戒心が強く我慢強い性格をしています。
そのため性格から見るとオスよりもメスの方がどちらかというと番犬向きともいえます。
一度決め込んだことは気が済むまで実行しない限り、中々意見も聞き入れようとしないところがあるので、無理に阻止しようとするのはやめましょう。
不貞腐れてしまっても、機嫌が直るまで長い時間がかかります。
冷静
物事を冷静に見極めて行動することが得意です。
常に周囲を観察しているので、パニックになってしまうことがありません。
非常に賢いと言えるでしょう。
その反面気が強く、あまりにもしつこくちょっかいを出していると噛みつかれてしまうこともあるので適切な距離を保って接するようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
柴犬は気難しい面もありながら、飼い主が予想もできない行動をすることもある犬種です。
普段はクールにふるまっているのに、時折見せる間抜けさがなんとも可愛らしくてたまりません。
犬を飼うにはその個体の性格をしっかりと把握し、愛情をもって接してあげられるよう心がけましょう。
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