愛犬とお花見に出かける際に気をつけたいこと

柴犬,春

また、中には動物アレルギーを持っている人もいるかもしれません。
暖かくなる春の季節は抜け毛が多くなる季節でもありますので、飲食を伴う場所では抜け毛対策として犬の洋服を着せるなどの配慮も行った方が良いかもしれませんね。

マナー④ 桜を傷つけないこと

愛犬が桜の木にマーキングしてしまったり、噛んだり傷つけたりしないよう注意しましょう。
また、愛犬と桜の写真を一緒に撮りたいからと桜の枝を折ったりするような行動もNGです。

お花見に夢中になるあまり、非常識な行動をとらないよう十分に注意しましょう。

愛犬とのお花見での注意点

注意点① 犬にとって桜は有毒!?誤飲に注意!!

愛犬と桜を見に行くわけですが、愛犬が桜の木や花びらに注意を示したら少し注意が必要です。

桜には、アミグダリンという成分が含まれています。
このアミグダリンという成分自体には毒性はありませんが、犬の体内にあるβ-グルコシダーゼという酵素によって分解されると青酸という毒性のある物質に変化します。
この青酸はその毒性の強さから殺虫剤などにも使われている物質です。

そして、犬がこのアミグダリンを誤って摂取してしまうと、嘔吐や痙攣、最悪の場合至ることもあり大変危険です。

アミグダリンが含まれているのは、種子や果肉のほか、葉っぱや樹皮に含まれています。
花びら自体にはさほど含まれてはいませんが、木の下には花びらだけなく葉っぱが落ちている可能性があります。

犬は、落ちているものが何かを知るために口に入れて確かめる習性がある動物ですので、お花見で桜の木のそばにいる際は目を離さないようにしてください。

そして、万が一食べてしまった場合には、食べたものを吐かせる、胃の中を洗浄するなどの処置が必要になってきますので、動物病院に連れて行くようにしましょう。
息からアーモンド臭がすることもあるので、息の匂いも気にしておきましょう。

注意点② シャイな犬は気をつけて!大きな音で愛犬が迷子に!?

お花見シーズンや夏祭りなどで多いトラブルが犬の迷子です。

特にお花見の時期には公園などで盛り上がり、お酒を飲んでいる人も沢山。
中には泥酔状態の大盛り上がりを見せる席もあります。
急に歌いだしたり、拍手が巻き起こったり、大声で叫ぶ声が聞こえてきたり。

犬にとってはお花見だからと理解できるものではありません。

飼い主さんが桜に心奪われていると、急な音に驚いた愛犬が思いもよらぬ力で引っ張りリードが手から抜けてしまったり。
抜けないと思っていた首輪やハーネスがするりと抜けてしまったり。

特に普段から音が苦手、人が苦手、といったシャイな愛犬の場合には特に注意してあげましょう。
一度パニックになってしまうと、飼い主さんの声も届かずどこかへ走っていってしまってそのまま迷子になってしまう危険があります。

注意点③ 食いしん坊さんからは目を離さずに!お花見で多い拾い食い

日本を代表する美しい桜ですが、残念ながらお花見客の残していくごみ問題が毎年ニュースに取り上げられています。

中には食べ残しや、ジュースの残り、お菓子や食事のパッケージ、トレイなど、愛犬にとっては魅力的なものも沢山。
特に先の尖った串、取り上げられまいと慌てて飲み込んで喉に詰まってしまうようなサイズのものは命に関わることも。

飼い主さんが全ての落し物を把握しながらお花見をするというのは難しいことです。

最近では飲食禁止というお花見エリアも増えてきているので、できればそういった拾い食いの心配がない場所、あまり人の来ない近所の穴場スポットなどを選ぶと、飼い主さんも愛犬ものんびり楽しむことができるでしょう。

注意点④ 犬の目線から考えたい、人混みに潜む危険

お花見の際に人は桜を見上げることに夢中になって視線が上にいきがちです。
しかし愛犬たちが過ごす世界は地上20センチ~超大型犬でも1メートル程度。

カメラを覗きながら、桜を眺めながら、家族や友人とおしゃべりに夢中になりながら、各々お花見を楽しむ人が多い中で特に小型犬は人間の視界に入らない、気づいてもらえないことが多くなります。
また飼い主さん自身も人の多さで見通しが悪かったり、つい桜に目がいってしまって、普段のお散歩よりも足元の愛犬を取り巻く危険に気づくのが遅くなってしまうことも。

知らないうちに犬の存在に気付かなかった人に愛犬の足や尻尾を踏まれてしまった、鞄やカメラの三脚が目に当たった、目の前の人が食べ物を落とし愛犬が拾ってしまった。
様々なトラブルが起こりえます。

全てを想定して防ぐことはできませんが、人が多ければ小型犬は抱き上げる、なるべく人の少ない道や場所を選ぶなどして防げるトラブルは防ぎたいものです。

犬とのお花見に役立つ!!おすすめグッズ

テント

おすすめグッズ① ワンタッチウォーターボトル

愛犬とのお出かけに欠かせないお水。
人ごみの多い外出先ではなかなか愛犬に水を与える作業が面倒に感じる人も多いかもしれませんね。

それでもワンタッチウォーターボトルがあれば、トレイに水を注ぐ手間もなく、片手だけでお水を与えることができます。
飲み口に細菌が繁殖しづらい仕様になっているので、菌が増殖しやすい夏場でも安心のおすすめグッズです。

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おすすめグッズ② ティピーテント

見た目がおしゃれなだけでなく、面倒な組み立てもなく軽量で楽に持ち運びができるティピーテント。

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