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フレンチブルドッグの基本情報
フレンチブルドッグはコロコロと変わる愛嬌のある顔と、丸くずっしりとした体で活発に動く姿が大変かわいく、年々人気が上昇してきている犬種になります。
また大変おとなしい犬種と言われ、犬を飼うのが初めてでも飼いやすく、小さな子供がいる家庭でも安心して飼えることも人気の理由かもしれません。
ジャパンケネルクラブの犬種別犬登録頭数のデータを見ると、2016年は10位、2017年は9位、2018年は8位と順位を上げてきています。
近い将来、トップ3を争う人気犬になるかもしれません。
フレンチブルドッグの身体的特徴
- 大きさ:中型犬
- 体重:8〜13kg以下
- 体高:26〜31cm
- 被毛の長さ:短毛種
- 被毛の種類:ダブルコート
- 毛色:クリーム、フォーン、パイド、ブリンドル(パイドやクリームが特に人気)
- 価格相場:20〜40万円
- 平均寿命:10〜14歳
フレンチブルドッグの最大の特徴は、体の大きさに対して頭が大きいところにあります。
そのため、フレンチブルドッグの出産は帝王切開になることが多く、大変費用がかかるのと、母犬であるフレンチブルドッグへの負担が大きくなるので、フレンチブルドッグの子犬の価格は、他の犬種に比べ高くなることがほとんどです。
その他の特徴というと、コウモリ耳と呼ばれる耳を持っていることと、大変短い尻尾を持っているところではないでしょうか。
大変短いので、他の犬種のように思い切り尻尾を振って意思表示というわけにはいかず、フレンチブルドッグの中には、思い切りお尻ごと振って意思表示する個体もいます。
フレンチブルドッグの性格・気質
- フレンドリーでマイペース
- 家族と食べ物が大好き
- 平和主義
- 何かに夢中になると我を忘れることがある
- 好奇心旺盛で活発
- たまに頑固になり飼い主を困らせる
フレンチブルドッグは大変穏やかな性格をしています。
そのため無駄吠えが少なく、攻撃的になることも滅多にないと言われます。
子供がいる家庭でも飼いやすいと言われますが、逆に子供がフレンチブルドッグにケガをさせてしまうことがあるので、注意が必要になります。
またフレンチブルドッグは大変好奇心旺盛で、遊ぶことが大好きです。
何かに思い切りはまってしまうと、つい夢中になりすぎ、飼い主の呼ぶ声も聞こえなくなってしまうことがかわいさの1つでもあります。
そして欠点として、多少頑固なところがあり、自分が納得しないことを命じられるととことんシカトを決め込むことがあり、しつけトレーニングでそれをされてしまうと、先に進まないということが起こります。
どうぞ頑固にさせないために、フレンチブルドッグのモチベーションを褒めながら上げてあげつつ、うまく乗せて頑固にさせないようにしましょう。
フレンチブルドックは寒さに弱いのか
フレンチブルドックに限らず犬は健康な状態で体温が人間より高いです。
その上、体は毛に覆われていて、元々寒い地域に住んでいた犬などは寒さに強い犬種もたくさんいます。
しかし、犬がみんな寒さに強いかといえばそうではありません。
ダブルコートだということを考えれば、寒さに強そう?と思われがちですが、フレンチブルドックは寒さに弱い犬種です。
毛も短いですし、鼻の短い短頭種は体の構造上、体温調節が苦手です。
どうしても鼻が短い分、冷たい空気がダイレクトに体内に入ってきます。
体も小さいので冷えやすく、寒い環境の中で自分の体温をキープすることがとても苦手になり、特に子犬とシニア犬は体力がありませんので、注意が必要になります。
まずは、状況に応じて対策をしてあげることが大切です。
フレンチブルドッグは何度で寒いと感じる?
基本的にフレンチブルドッグは、5〜10度くらいで寒いと感じるようになるようです。
もちろんそれは個体差があり、住んでいる環境でも差が出てきます。
常に暖かいところにいるフレンチブルドッグは、10度以上あっても寒いと感じるかもしれません。
一方北国で生まれ育つフレンチブルドッグは5度でも平気な場合もあるかもしれません。
ではフレンチブルドッグが快適と感じる温度って何度なのでしょうか?
- フレンチブルドッグが快適だと感じる温度…室内で20〜25度前後 湿度60%以下
と言われます。
フレンチブルドックの寒さのサイン
私たち人間ならば、寒いと感じれば言葉で「寒い」と訴えることができます。でもフレンチブルドッグはいくら寒いと感じても、私たちに言葉で伝えることができません。
でもよく見てください。
フレンチブルドッグは寒いとき、一生懸命「寒い」というサインを私たちに送っています。
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