犬にとってのトイレとは
寝床以外全てです。
そのためトイレのしつけは初めて犬を家に連れて帰った日から始まります。
1度どこかで排泄を行ってしまうと、その場所をトイレだと覚えてしまうので注意が必要です。
また子犬のうちに必ずしつけておく必要があります。
理由は子犬のうちは1~2時間おきに排泄を行うので、しつけのチャンスが多いことにあります。
フレンチブルドッグはトイレを覚えるのが遅く、他の犬種よりも時間がかかってしまします。
そのうえ成犬になってからでは自身の中でここがトイレ、というように決めてしまっていることがあるので中々覚えることができず、より時間がかかってしまうケースがあります。
トイレを覚えさせるには…Step1
トイレを覚えさせるにはまず、犬のトイレのサインを見極めることから始まります。
犬は排泄をしたくなるとそわそわと動き回るようになります。
あらかじめトイレと決めた場所をサークルで囲んでおき、そこに犬を入れます。
その際に必ず条件付けを行いましょう。
パブロフの犬をご存知でしょうか。
条件付けとはある特定の行動、しつけをする際に同じ音や言葉を聴かせ続け、やがてその音や言葉を聴くという条件だけで特定の行動を起こさせることです。
トイレのしつけの際にもこの条件付けは非常に役に立ちます。
サークル内のトイレの中に犬を置いたら、自身で決めた言葉をかけ続けます。
そしてしっかりと排泄ができたら必ず褒めてあげましょう。
トイレを覚えさせるには…Step2
Step1の行動を繰り返し、ある程度犬がトイレを覚え始めたら、今度はサークルに出入り口を設置しましょう。
次は自身でトイレに行けるようにします。
初めのうちはサークルの近くで遊び、何度か排泄をさせながら徐々に離れたところで遊ぶようにしましょう。
排泄の際には条件付けと褒めることを忘れないようにします。
そして完全覚えたらサークルはもう撤去して大丈夫です。
撤去した後にどこかで粗相をするようでしたらStep1に戻り、またしつけし直しましょう。
トイレのしつけでは根気強さが肝になってきます。
慌てずにゆっくりと教えていきましょう。
留守中の対処法
どうしても犬を置いて外出しなければいけない時、トイレはどうしたらいいのでしょうか。
フレンチブルドッグを留守番させる際、よくケージに入れる方がいますがこれはお勧めしません。
犬は寝床以外全てトイレだと認識しているといいましたが、できるだけ寝床から離れた場所をトイレとする習性を持ちます。
元来綺麗好きなのです。
そのため狭いケージに入れてしまうと排泄物を踏みしだいたり、暇で遊びだしてしまうことがあります。
留守番をさせる際にはサークルである程度の広さをとり、トイレと寝床をできるだけ離れた位置に置いてください。
たったこれだけで帰ってきたら大惨事、ということを防ぐことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
トイレのしつけは根気よく、基本中の基本です。
また叱るとなぜトイレをして叱られたのかと理解できずに隠れて排泄をするようになるので、絶対に叱ってはいけません。
一番大事なしつけなだけに丁寧に行いましょう。
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