シーズーの基本情報
外を歩いている時、ドッグラン、ドッグカフェに行くと、必ず出会うのがシーズーではないでしょうか。
ペットブームで犬を飼う人が多い中、特にシーズーは大変人気があります。
その人気のヒミツには、見た目の愛らしさ以外に、性格の良さ、体が丈夫など、シーズーにはたくさんの他犬種にない良さがあります。
そんなシーズーの歴史は古く、17世紀にはすでに、中国の宮廷で大変かわいがられ、特に西太后には寵愛された犬種でも有名です。
シーズーの身体的特徴
- 原産国:中国
- 大きさ:小型犬
- 体重:5〜7.3kg
- 体高:20〜27cm
- 被毛の長さ:長毛種
- 被毛の種類:ダブルコート
- 毛色:ゴールド&ホワイト、ブラック&ホワイト 珍しい毛色…ホワイト、ブラック、グレー、ブリンドルなど
- 価格相場:10〜20万円(血統や見た目によって金額が変動。特に珍しい毛色の場合、価格は上がる傾向あり)
- 平均寿命:14〜16歳
シーズーの体はまさに四角形で、気持ち体長が手足より長いのが特徴になります。
犬種的には短頭種に属します。
そのため、短頭種特有の呼吸器系の疾患には注意が必要になります。
被毛は絹のように細く美しいのが自慢で、ダブルコートの割に抜け毛が少ないので、室内飼いをしても掃除が大変ということはありません。
ただし定期的にトリミングをしてあげないと、被毛は永遠伸び続けてしまうので、被毛のお手入れは必須になります。
またシーズーの毛色は年を取るごとに変化していくので、その時々の成長を毛色とともに楽しむことができます。
シーズーの性格
- 穏やか
- 無駄吠えが少ない
- 賢い
- 頑固
- 愛情深い
- 社交的
- 活発
シーズーは、はじめて犬を飼う人にも飼いやすい犬種であるといいます。
これは、まず小型犬というサイズもありますが、その性格によるところが大きいのです。
一般にシーズーの性格は、天真爛漫、社交的で、子供を含め家族の誰ともよい関係を築けるようです。
活発で、遊び好きでもあるので、子供の遊び仲間にもなりますし、その行動を見ていても楽しい犬種です。
また、もともと先祖は、中国の宮廷やイギリス王室で愛玩犬として飼われていただけあって、誇り高く、良く言えば独立心が高い、悪く言うと頑固なところも併せ持ちます。
そして、頭が良く、きちんとしつけをすれば、それに答えてくれますが、逆にしつけが出来ていないと、日々のお手入れもいやがって、出来ないと困った事態にになることもあるようです。
長毛であり、皮膚も弱い子が多いので、ブラッシングやシャンプーは最低限おうちで出来るようにしつけましょう。
どっちが飼いやすい?シーズーのオスとメスの性格って違うの?
シーズーを飼い始めると、みんなこのシーズーという犬種にメロメロになっていくようです。
愛犬であるシーズーが亡くなってしまった後も、2代目、3代目とシーズーにこだわって家族に迎えるという話はよく聞きます。
そして必ず、オスがいい派とメスがいい派に分かれる傾向にあります。
では、なぜこうもシーズーが愛されるのか、その性格とオスとメスとで性格の違いがあるのかについて、ご説明していきたいと思います。
オスとメスとでの性格の違い
もちろん人間でも性別にかかわらず、様々な性格な方がいるのと同じように、シーズーでもオス、メスだけで性格を語ることは出来ません。
ただ、統計的に、このような傾向にあるというところで、述べていきたいと思います。
オスの性格
- 好き嫌いをストレートに表現
- 喜怒哀楽がわかりやすい
- 「家族を守るぞ」意識が高い
- やんちゃで活発
- 甘える時はひたすら甘々でピッタリと
穏やかで、甘えん坊タイプが多いようです。
人のことが大好きで、知らない人にも愛想良く、飼い主さんに対しては、結構べったりになることもあります。
シーズーは縄張り意識が強い犬種ではありませんが、メスに比べるとやはりオスのシーズーは縄張りを意識します。
そのため、しつけ次第では、来客があるとワンワン。散歩中、自分のテリトリーで出くわした犬にワンワンなんてこともあり得ます。
そして、縄張りを意識して、家族を守ろうとボディガード的な本能が働き、良く言えば番犬向きになるのがオスのシーズーではないでしょうか。
シーズーのオスのかわいい所としては、感情表現全てにおいてストレートなので、褒めるとわかりやすいくらい喜び、甘えたい時には、これでもかというくらいべったり甘えてきます。
コメントを残す