アメリカンコッカースパニエルの散歩の仕方は?注意することは?

アメリカンコッカースパニエルの基本情報

  • 原産国:アメリカ
  • サイズ:中型犬
  • グループ:愛玩犬(9G)
  • 平均寿命:12~15歳
  • 価格相場:30万円~
アメリカンコッカースパニエル.わんわん物語..山.

アメリカンコッカースパニエルの概要

長いたれ耳を揺らして歩く姿が印象的なアメリカンコッカースパニエル。
ディズニー映画「わんわん物語」の主人公としても有名な犬種です。

名前の通りアメリカを原産とする犬種ですが、祖先犬は、イギリスで最も小さな猟犬として活躍していたランド・スパニエルという犬で、のちのイングリッシュコッカースパニエルになります。

1960年、メイフラワー号がイギリスからアメリカへ渡ったというのは有名な話ですが、そのメイフラワー号に祖先となったイングリッシュコッカースパニエルが乗っていたと伝えられています。
そしてアメリカで愛玩犬として育種され、より小型で丸みを帯びた頭部をもつアメリカンコッカースパニエルが誕生しました。

可憐で愛らしい容姿に明るく陽気な性格を持ち、国内外で熱心な愛好家が多い犬種です。

アメリカンコッカースパニエルの身体的特徴

  • 体重:11kg~13kg
  • 大きさ:中型犬
  • 体高:36cm~38cm
  • 被毛:長毛
  • 毛色:「ブラック」「アスコブ(ブラック以外の単色))」「パーティカラー(2色以上)」の3つに分類。豊富なカラーがあり。

アメリカンコッカースパニエルの身体的特徴

【大きさ】

アメリカンコッカースパニエルは、体高36cm~38cm、体重11kg~13kgの中型犬に分類されます。
元々は猟犬として活躍していただけに筋肉質な体をしています。
体力があり身体能力も高いです。
四肢は前足がまっすぐなのに対し、後ろ足は傾斜しているのが特徴となっています。

【顔】

顔の彫りが深めで優し気な顔つきに、ウェーブのかかった長い垂れ耳が最大の特徴です。
イングリッシュコッカースパニエルと間違われやすいアメリカンコッカースパニエルですが、頭頂部がやや平らで、口先が短めに詰まっている特徴があります。

【被毛】

アメリカンコッカースパニエルの被毛は、毛質が絹のようにきめ細かい長毛で、ストレートタイプとウェーブタイプの2種類があります。
イングリッシュコッカースパニエルよりも毛量が多く、特に耳周り、胸、腹、四肢には飾り毛があります。
ダブルコートで抜け毛の多い犬種となります。

【毛色】

毛色は大きく分けて「ブラック」「アスコブ(ブラック以外の単色))」「パーティカラー(2色以上)」の3種類に分類されますが、実に様々なカラーが存在します。
「アスコブ(単色)」では、「ブラック」の他に「クリーム」「ダークレッドブラウン」があり、いずれも、飾り毛の明るい色調、胸及び喉にみられる少量のホワイトは認められています。
パーティ・カラーは、ホワイトを含む2色以上で構成されています。
ブラック&ホワイト、レッド&ホワイト、ブラウン&ホワイト及びローンそれぞれの色のタン・ポイントを含みます。

アメリカンコッカースパニエルの性格・気質

  • 明るく陽気
  • 人懐こく友好的
  • おだやかで優しい
  • しつけやすい犬種
アメリカンコッカースパニエル.わんわん物語.海

アメリカンコッカースパニエルの性格・気質①
~別名「メリー(陽気な)・コッカー」~

アメリカンコッカースパニエルは、アメリカで「メリー(陽気な)・コッカー」と呼ばれているほど、明るく陽気な性格の持ち主です。
遊びや運動も大好きです。

飼い主家族には愛情深く、家族以外の人にも人懐こく接します。
とても友好的な性格で、小さな子供さんの遊び相手にも、他の犬とも上手に遊ぶことができるフレンドリーな犬種です。

アメリカンコッカースパニエルの性格・気質②
~しつけやすい犬種~

アメリカンコッカースパニエルは、飼い主に忠実で飼い主を喜ばせようとする献身的な性格をしています。
物覚えも良く、しつけやすい犬種と言われています。
食いしん坊なので食事やおやつの与え過ぎには気を使う必要があります。

また、飼い主さんと一緒に過ごすことを好む甘えん坊なため、一人での留守番は得意としないことが多いようです。
もちろんトレーニング次第で留守番は可能ですが、長時間の留守番は控えてあげた方が良いでしょう。

アメリカンコッカースパニエルの散歩の必要性とは

アメリカンコッカースパニエルに限らずお散歩が好きな犬は多いですよね。
犬を飼うと散歩すると当たり前のように言われることですが、ではなぜお散歩が必要なのでしょうか。
お散歩の必要性を見ていきましょう。

アメリカンコッカースパニエル.わんわん物語.首輪

散歩の必要性① 運動・健康のため

散歩の目的として多くの人が認識しているのが運動でしょう。
アメリカンコッカースパニエルは愛玩化した犬種ではありますが、元猟犬ということもあり体力も運動欲も多い犬種です。
さらには太りやすい体質を持った犬種でもあるため、日々の散歩で運動不足解消をしてあげる必要があります。

歩いたり走ったりすることで筋肉を使い新陳代謝も良くなり、肥満予防や健康的な身体作りにつながるでしょう。

家の中で行う運動とは違って、アスファルトや芝や土など踏む地面の感触も感じられ、下り坂や上り坂など傾斜も加わることで家の中で遊ぶだけでは使わない筋肉も使うことになるでしょう。

散歩の必要性② ストレス解消

犬の散歩は、実は運動よりも気分転換の役割が非常に大きいと言われています。

1日のほとんどを室内で過ごすことが多いと刺激が少なくストレスがたまりがちになります。
散歩で外に出ることで気分転換をするとともに、運動と外の世界の刺激によって犬のストレスを解消してあげましょう。

元狩猟犬のアメリカンコッカースパニエルは、走りたい、何か追いかけたい、匂いをかぎたいといった本能的な欲求も強い犬種です。

気分転換をするとともに、運動と外の世界の刺激によって犬のストレスを解消してあげましょう。
脳の活性化にも効果的です。

散歩の必要性③ 社会化

散歩に出かけると、様々な出会いがあります。
人や犬、他の動物などとの出会いもそうですが、外の空気や風の匂い、車の音、街中の騒音などあらゆるものと接する機会となるのです。

家族以外の人や他の犬との接し方を学ぶ機会となったり、新しい状況に置かれても落ち着いが行動ができるよう、散歩で様々な経験をさせてあげることが大切となってきます。

アメリカンコッカースパニエルの散歩の仕方

お散歩量の目安

アメリカンコッカースパニエルは、多くの運動量を必要とします。

お散歩量の目安としては、成犬で1日朝晩2回それぞれ30分~1時間です。

もちろん個体差もあるため、愛犬の様子を伺いながら調整してあげる必要もあるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です