フレンチブルドッグの出産までの過ごし方

フレンチブルドッグの妊娠期間

犬の妊娠期間は63日前後です。
交配してからあっという間に出産になるので、愛犬の様子には毎日気を付けておいて下さい。
では、交配してから出産までの流れをみていきましょう。

フレンチブルドッグの妊娠前期

交配した日~21日の間は、受精卵が着床する期間です。
交配したメス犬は、激しい運動やシャンプーは控えるようにします。
この時期は、人間同様につわりが起こる犬もいます。
食欲が落ちたり元気がなくなったりしますが、一時的なものなので心配ありません。
しかし明らかに調子が悪そうな場合は病院へ連れて行って下さい。
交配して約21日後には、はじめて病院で妊娠を確認することができます。
妊娠は超音波(エコー)検査で調べます。
犬によっては乳首が張ってきたりもしますが、想像妊娠でも同じことが起こります。
そのためエコー検査によって子犬の心拍を確認することで、誤認を防ぐことができます。

フレンチブルドッグの妊娠後期

交配から30日前後には母犬のつわりも収まり、安定期に突入します。
食欲も戻ってきますので、母犬用の栄養価の高いフードに切り替えましょう。
太り過ぎないためにも、散歩は通常通り行い適度な運動を心がけて下さい。
妊娠45日目までにシャンプーなどを済ませておきましょう。
出産後は、しばらくシャンプーする時間も取れなくなります。
トリミングに連れて行く際は、妊娠していることを必ず伝えるようにして下さい。
段々とお腹が大きくなってくると、内臓が圧迫されて食事が少しずつしか取れなくなります。
その場合は、1日の食事回数を増やすようにして下さい。

フレンチブルドッグの出産直前

出産予定日の5日前になったらレントゲン検査を受けて、胎児の数を確認しましょう。
フレンチブルドッグの子犬は頭部が大きいため、帝王切開になることが多いです。
通常出産が可能かどうか、出産前の検査できちんと診てもらって下さい。

フレンチブルドッグの出産に向けての準備

順調に出産の日を迎えられるように、飼い主さんも準備が必要です。

  • ベッドを用意する
  • 体温計やハサミ、ガーゼなどを準備する
  • 病院と連絡を取れる体制にしておく
  • 出産予定日前後の予定を空けておく

出産直前は何かとバタバタします。
前準備できるものは早めにしておきましょう。
何が起きても大丈夫なように、動物病院やブリーダーとの連携を取れるようにしておいて下さい。
また出産前や出産後は非常に忙しくなります。
仕事などはあらかじめ休みを取り、予定を空けておきましょう。
妊娠したフレンチブルドッグには、ストレスをかけないようにしましょう。
特に初産の場合は、犬の不安も大きいです。
リラックスした気持ちで、出産までをゆっくり過ごさせてあげましょう。

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