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ポメラニアンの基本情報
ポメラニアンの最大の特徴は、ふわふわの被毛に包まれた小さな体と、愛らしい丸い目になります。
いつも口角が上がり笑っているような顔は、海外では「ハッピードッグ」と呼ばれています。
小さくても勇敢に自信満々に振る舞う姿が、見た目とのギャップが大きく、そこも魅力の1つです。
プライドが高いポメラニアンが多いので、扱いが難しく思われますが、実際は喜怒哀楽がハッキリしているので、言葉を話せなくても十分意思疎通ができる絆を築けやすい犬種になります。
ポメラニアンの身体的特徴
- 大きさ：小型犬
- 体重：1.8～2.5kg
- 体高：18～22cm
- 被毛の長さ：長毛腫
- 被毛のタイプ：ダブルコート
- 毛色：オレンジ、ホワイト、ブラック、レッド、クリーム、ブルー、ビーバー、チョコレート、オレンジセーブル、ウルフセーブル、ブラックタン、パーティーカラー など多数。JKCで認められていない毛色も多数あり
- 平均寿命：12～16歳
- 価格相場：15~30万円（購入場所やポメラニアン自身の条件によっては価格相場より高くなることあり）
ポメラニアンの豊かな被毛はダブルコートなので、普段から抜け毛は多いです。
換毛期となれば、相当量の抜け毛になるので、毎日のブラッシングは必須のケアになります。
また、好奇心旺盛で活発なポメラニアンが多く、飛び跳ねるのが大好きなのですが、ポメラニアンの四肢は細く、骨も強くはありません。
あまりに派手なジャンプや高いところへの昇降はケガの原因になるので注意しましょう。
特に、膝蓋骨脱臼などになりやすいので気をつけましょう。
ポメラニアンの性格・気質
- 好奇心旺盛
- 自信家
- 賢く物覚えが早い
- 感受性が強い
- 甘えん坊
- 独立心がある
- やや警戒心が強い
好奇心旺盛な割に警戒心が強いので、なんでも見たがるけど、知らないものを発見すると吠えまくるなんてことが多々あります。
子犬期の頃から、いろんなものを見せ人に会わせるようにし、必要以上に神経質にならないようにすることが大切です。
また、家族大好きで、家族に甘えるのが大好きなポメラニアンは多いのですが、独立心も持っているので、四六時中べったりしていなくても1人遊びもできるので、一緒に生活する上で、一定の距離を保てるので飼いやすいでしょう。
トリミングとグルーミングの違い
犬のお手入れには、トリミングとグルーミングと2種類あります。
トリミングは、犬の被毛をハサミやクリッパーを使ってカットをすることで、さまざまなカットスタイルを作ることをいいます。
グルーミングは、基本的にブラッシングをして、愛犬の被毛を整えることをいいます。
ドッグサロンでトリミングをお願いするときには、グルーミングも含まれていて、
- シャンプー
- ブラッシング
- カット
- 爪切り
- 耳掃除
- 肛門腺絞り
などが含まれています。
また、ドッグサロンによってはオプションで、被毛のパックなどつけることもできます。
ポメラニアンの毛質の特徴は？カットの必要はあるの？
ポメラニアンの毛質はダブルコート。
ダブルコートは、被毛がアンダーコートとオーバーコートの二重になっている毛質の事です。
実はポメラニアンのようなダブルコートの犬は、基本的にはカットの必要がないといわれています。
ダブルコートの犬は春と秋に毛の抜け替える時期が訪れます。
そのため一定の長さ以上伸びることがありません。
そのような性質上、カットで短くし過ぎてしまうと、もとの状態に戻るまでかなりの長い時間がかかってしまいます。
個体によっては短くカットし過ぎたために、毛質が変わってしまったなどもあるので、ポメラニアンのカットには十分な注意が必要です。
とはいえ、長毛種のダブルコートなので抜け毛が多く、季節の変わり目だけではなく年間通して被毛が抜けるため、お手入れは簡単とはいえません。
毛玉にもなりやすく、美しい毛並みを保つためには定期的にブラッシングが必要です。
ポメラニアンのトリミング前にしておくこと
ご自身のポメラニアンをトリミングしようとなったとき、何の準備もなしに突然ドッグサロンに連れて行ったり、ご自宅でハサミやクリッパーでカットをするのはおすすめしません。
犬は本能的に、被毛を切るという行為はあることではないので、何をされているのかわからず、トラウマになってしまう可能性があります。
そうなると、次回からとにかくトリミングを嫌がるようになってしまいます。
まず、トリミングをする前には、
- 体のどこを触られても平気にする
- ブラッシングに慣れさせる
- シャンプーに慣れさせる
ことは最低限するようにしましょう。
または、最初からドッグサロンに連れて行く予定であれば、子犬のうちにプロのトリマーさんにグルーミングからお願いするのも効果的です。
慣れているプロのトリマーさんに任せることで、シャンプーも上手にしてもらえ、私たち素人がやるより早く、グルーミングやトリミングに慣れてしまうことが多くあります。
ポメラニアンのトリミングはいつからOK?
ポメラニアンのトリミングは、基本的に混合ワクチン接種が終わってから2週間～1ヶ月後がいいとされています。
そうなると、だいたい5ヶ月くらいになります。
しかし、子犬対策をきちんとしているドッグサロンで、場合により完全プライベートの予約制のところであれば、もっと早くからできる場合もあります。
ただ、生後1～３ヶ月くらいの子犬はまだまだ体力もないので、長時間のトリミングで体調を崩してしまう可能性もゼロではないので、無理はさせないほうがいいでしょう。
ポメラニアンのトリミング相場やかかる時間は?
ポメラニアンのトリミング相場は、ドッグサロンによって違いはありますが、相場的には4000～5000円くらいです。
トリミングにかかる時間はだいたい1～2時間くらいかかります。
ただたくさんの犬の予約を同じ時間に受け付けているドッグサロンや、ご自身のポメラニアンが暴れてしまったり、毛玉がかなりある場合などは、それ以上に時間がかかる可能性があります。
ある程度時間に余裕があるときに予約を取るようにしましょう。
ポメラニアンのトリミングの頻度はどれくらいが妥当?
ポメラニアンのトリミングする頻度は、どのようなカットにしたかにもよって変わってきます。
前回のカットより伸びてきたなあと思い始めるのは、だいたい1ヶ月後くらいになります。
同じカットスタイルをきれいにキープしておきたいのであれば、1ヶ月ごとにトリミングをするようにし、あまり頻繁に行く予定がないのであれば、伸びてきてもおかしくないように、長めのカットをするといいでしょう。
どんなカットの種類があるの？
ふわふわモコモコのポメラニアンですが一方では毛が抜けやすいこともあり、家の中が毛だらけなんてことも？
毎日コロコロを使ってお掃除しないと大変なことに！
そんな飼い主さんも多いせいか、最近では少し短めに柴犬のようなカットも人気のようです。
柴犬カット
まさに柴犬のようなカットで三角の耳と、サマーカットが特徴。
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