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自身の感情は耳を見てもわかることがあります。
耳がぴーんと立ったら?
垂れ耳のマルチーズの耳では少しわかりにくいですが、マルチーズの耳も状況によって立つのです。
垂れ耳全部が立つことはありませんが、耳の付け根が付け根に寄ることがあります。
それは垂れ耳のマルチーズにとって、耳が立っていることになります。
そんな動きを見せたときは、何かに興味を示していたり、聞きなれない音に警戒しているサインになります。
垂れ耳をぺったり後に倒す
完璧にリラックスし、甘えん坊モードになっているときに起こります。
また、初めて会う人に対してそうする場合、「あなたに敵意はありませんよ」という意思表示になります。
ただし顔が緊張し、しっぽが垂れているときなどは不安やストレスのサインになるので注意しましょう。
口の動きから見るマルチーズの気持ち
ご自身のマルチーズの口もとに注目したことはありますか?
言葉を離さないマルチーズですが、マルチーズは口でも意思表示を表します。
どんな意思表示をしようとしているのか見ていきましょう。
口角を上げて笑っているみたい
楽しい、幸せ、嬉しいなどの感情は、しっぽを振るだけではないのです。
よく見ると、マルチーズの小さな口の口角が上がり、興奮が加わると舌が出ることがあります。
こんな顔をされたら、こちらまで幸せな気持ちになります。
小さな口元をグッと窄める
マルチーズの口は人間の口とは違い、見にくい形ではありますが、普段よりもキュッと口を窄めるように、固く小さくさせることがあります。
これは飲みたくない薬の前など、嫌だなという不愉快な気持ちを表しています。
歯を見せる
マルチーズが牙を剥いて怒るというのは、なかなかない光景かもしれません。
でも怒ることがないわけではなく、機嫌が悪く、怒り出しそうな気分の時には、鼻の下がピクピクし、軽く歯を見せることがあります。
これはマルチーズなりの怒りの表現なので、かわいい姿ではありますが、怒っている気持ちを汲み取ってあげましょう。
飼い主さんをペロペロしたがる
一言に愛犬の愛情表現になります。
「大好きだよ」「いつもありがとう」「一緒にいると楽しいね」そんな気持ちを一生懸命飼い主さんに伝えています。
一方、初めて会う人もペロペロしようとする場合、舐めることでその人の情報収集をしようとしている場合があります。
いずれにしても、いくらかわいいペロペロでも衛生的にいいとはいえません。
ほっぺや鼻は良くても、口は避けるなど対策をするようにしましょう。
目の動きから見るマルチーズの気持ち
目は口ほどに物を言います。
それはマルチーズも同じなのです。
目を細めて口角が上がる
全身でリラックスして、幸せを感じているときに見せる顔です。
飼い主さんに撫でられたり、マッサージされたりするときに見せることが多く、体を預けてくるマルチーズは飼い主冥利につきます。
いつも以上に目がキラキラ
遊んでいて楽しいときや、おやつをもらうときにする表情の1つです。
嬉しい、楽しい、ワクワク、そんな気持ちをキラキラした目で私たちに伝えています。
上目づかい
お留守番前によくする場合が多いです。
寂しいなぁ、つまんないなぁ、一緒に遊びたいのになぁと、切なくなっているとき上目づかいをします。寝そべって上目づかいをし、たまにふぅ…とため息をつくことも…
目を逸らす
大好きな愛犬に目を逸らされたらショックですよね。
でも目を逸らすのは、敵意はありませんよという意思表示になるので心配ありません。
また飼い主さんと目を合わせないのは、叱られた後に起こる傾向があり、嫌な雰囲気をやり過ごしたい愛犬なりの気遣いになります。
誤解されやすいしぐさ
マルチーズが見せるしぐさで、気持ちを誤解されていることが多いものを見ていきましょう。
あくび
人と同じように眠い時にもあくびをしますが、犬はストレスを感じた時や緊張している時にも あくびをして緊張を解そうとします。
叱られた時にあくびするのも呑気なわけでなく、緊張しているからなのです。
噛んだあとに舐めてくる
思わずガブッと噛んでしまったあと、手を舐めてくるしぐさ。
反省してごめんねと言っていると読み解く人が多いのですが、実はこのしぐさ「次やったら許さないぞ」というアピールなんです。
上下関係が逆になっている時のしぐさなので注意しましょう。
飼い主の体に前脚やあごを乗せてくる
飼い主さんが横になっている時や座っている時に、前脚を片方腕に乗せてきたり、あごを足に乗せてきたりするしぐさ、甘えてきているようでかわいいと感じてしまいますが、実は自分の方が上だという主張です。
この行為をされた時は、逆に飼い主さんがマルチーズの上に手などを乗せるなどしましょう。
おしりをくっつけてくる
おすわりした時や寝ている時に、飼い主さんの体におしりをくっつけてくるしぐさ。
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