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③車内の温度管理が重要!
密封状態になる車内温度はあっという間に上昇します。
外の気温が22℃であっても車内温度は1時間で47℃になり、気温が31℃になると車内温度は10分で40℃に上昇し、1時間で60℃に達します。
汗をかかない犬は体温調節が苦手です
29℃以上の高温の車内に閉じ込められた犬の大半は48分で死に至るといわれています。
夏場のドライブなどではエアコンを使って車内温度を適温に保つようにしましょう。
少しの時間だからと、エアコンを切って犬を車内に閉じ込めたまま車を離れたために熱中症で亡くなるという事故も少なくありません。
真夏の屋外駐車場などで犬だけを車に置いていくのは絶対にNGです。
④窓から顔を出させない
車の走行中に窓から犬が顔を出しているのを見かけることはありませんか。
車に乗るのが慣れてくると、犬も窓から顔を出して風を感じたり景色を楽しんだりするようになりますが思わぬ事故に繋がることがあります。
窓を全開にしていると顔だけではなく身体まで乗り出してしまうことがあり、走行中の車から飛び降りてしまうことがありとても危険です。
下記の動画はその瞬間を捉えた動画です。
幸いこの犬は無事だったようですが、これが高速道路だったら・・と思うとぞっとしますね。
車の窓は絶対に全開にせず、ウィンドウロックはしっかりかけておきましょう。
⑤車から逃げ出さないようにする
迷い犬として保護される犬にドライブ中に車から逃げ出したと思われっる犬が少なからずいます。
旅行先やドライブ中に車から脱走した犬を見つけるのは至難の業です。
住んでいる場所から遠く離れた見知らぬ地では、帰巣本能に優れた犬でも自力では帰りつけません。
旅行中であるため長期間その地に留まって捜索することも困難です。
犬自身もパニックなっていることから、思わぬ遠くまで逃走する可能性があります。
迷い犬にならなくても、車から逃げ出した犬が車道に飛び出し車に惹かれたり、追突事故の弾みで犬が飛び出し、追いかけた飼い主が後続の車にひかれて亡くなるという事故も起こっています。
犬を車の外に出すときは必ずリードにつないでから車のドアを開けましょう。
愛犬とのおでかけ こんな行動はNG!
愛犬とのドライブや泊りがけの旅行は家族の楽しいイベントですが、犬連れで初めて訪れる場所や宿泊先などで戸惑うことも多いものです。
いつもは当たり前にやっていることでも、多くの人が集まる公共の場では他の人の迷惑になることもあります。
犬とおでかけするときに注意したいNGな行動にはどんなものがあるのでしょうか。
トイレのマナーを守ろう
家では決められた場所にきちんと排泄ができる犬でも、知らない場所ではうまくできないことがあります。
観光地や人通りの多い場所で所かまわず排泄させるのはマナー違反です。
マナーベルトをつけることに慣らしておき、外出先ではマナーベルトを付けるようにします。
排便は時間を見計らって人気のない場所でさせるようにしましょう。
排便後の汚物は必ず袋に入れて持ち帰り、その場をペットボトルの水で流すなどして綺麗にしておきましょう。
観光地などではカートに乗せよう。
観光地などの人が多い場所で犬をリードで歩かせると、人にぶつかったり踏まれたりすることがあります。
怖がりな犬は見知らぬ人に不用意に触られたりすると、噛み付いたり、唸ったりすることもあります。
また反対に興奮して飛びかかったり、誰にでも近寄ったりして怖がられることもありますので、人の多い場所ではカートに乗せて移動するようにしましょう。
宿泊先でのNG行動とは?
・部屋のベッドやソファーに犬を上げるのはNG
いつもは一緒に寝ている人でも後に利用する人のことを考えて、犬用のタオルケットや毛布を持参して別に寝させるようにしましょう。
・客室のバスルームで犬を洗ったり、客用バスタオルで犬を拭いたりするのはNG
バスルームの排水口に抜け毛が詰まりトラブルになることもあります。
客用バルタオルはあくまでも人が使うために用意されたものです。
犬に使用するのは非常識なので止めましょう。
・犬を部屋に一人で留守番をさせるのはNG
食事や外出などで犬を一人留守番させるのはとても危険です。
見知らぬ場所に一人にさせられる不安から無駄吠えをしたり、パニックになって暴れたり、部屋を荒らしたりすることがあります。
最近では一緒に食事ができるダイニングルームがあったり、入浴時は脱衣所にリードで繋げられるようになっていたりするところもあります。
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