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ただし、やはりテリア気質から気に入らない事への自己主張ははっきりしていることや瞬発的にテンションが上がるようなことがあり、そうなると飼い主の声が耳に入らなくなってしまいがちです。
賢い犬種でしつけ甲斐のある犬種ですが、子犬の頃からけじめのあるコミュニケーションを通して、落ち着いた犬へ育てしっかりとしつけていく必要があります。
お手入れ
◆フレンチブルドッグのお手入れ
フレンチブルドッグは短毛なので被毛のお手入れはとても簡単です。
通常数日に1回のブラッシングで構わないでしょう。
ただし、抜け毛が多い時期はできるだけ毎日ブラッシングするようにしましょう。
皮膚に付着した汚れや抜け毛を除去すると共に血行の促進を促してくれます。
また、顔のシワには汚れが溜まりやすく、においや皮膚炎の原因になります。
こまめにふき取ってあげるようにしましょう。
◆ボストンテリアのお手入れ
フレンチブルドッグ同様、短毛の犬種なので被毛のお手入れは、通常数日に1回のブラッシングで構いません。
抜け毛が多い時期はできるだけ毎日ブラッシングしてあげてください。
飼うのに向いている人は?
◆フレンチブルドッグを飼うのに向いている人
フレンチブルドッグが持つ性格や体質にしっかり向き合い、ケアやお世話ができる人に向いています。
残念ながら初心者向けの犬種とは言えないでしょう。
それでも、それほど活動的な犬種でもなく吠えにくい犬種のため、マンションでの飼育にも向いています。
マイペースな性格をしているため、小さな子供さんがいらっしゃるご家庭よりは高齢者の方向きの犬種です。
◆ボストンテリアを飼うのに向いている人
同様にボストンテリアが持つ性格や体質にしっかり向き合い、ケアやお世話ができる人に向いています。
穏やかで辛抱強さがあるため、子供のいる家庭でも安心して飼うことができます。
マンションでの飼育もできないわけではありませんが、活発で遊びが大好きな犬種ですので、遊べるスペースを広めに取ってあげられることが理想です。
また遊びの時間を多めに確保してあげられることも必要となってくるでしょう。
飼いやすいのはそれぞれのライフスタイルによって変わる
どちらも短頭犬種のためそれなりのケアや注意が必要となります。
そのため、初心者向きの犬種とは言えません。
お手入れなどはほとんど同様の処置が必要となってくる2犬種ですが、1番大きく異なるのはやはり運動量です。
マイペースなフレンチブルドッグか、遊び大好きの活発なボストンテリアか、どちらが飼いやすいかは飼い主さんのライフスタイル次第となるでしょう。
魅力多い2犬種のミックス犬も
近年人気のあるミックス犬。
ミックス犬とは、意図的に純血種同士を掛け合わせることで生まれる子犬のことで、いわゆる「ハーフ犬」のことです。
とても似ているフレンチブルドッグとボストンテリアですが、この2犬種が子犬を生んだらどうなるの?と気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
フレンチブルドッグとボストンテリアのミックス犬「フレンチトン」
フレンチブルドッグとボストンテリアのミックス犬は通称「フレンチトン」と呼ばれています。
親譲りの鼻ぺちゃの愛嬌あるお顔がかわいいミックス犬です。
どちらの犬種の特徴を多く引き継ぐか、耳の形や体型などどちらを引き継ぐのかは個体によって異なります。
それでも、子犬の時から成長する中で変化していく過程を楽しめるのがミックス犬の魅力ですよね。
この記事のまとめ
- 原産国が違う
フレンチブルドッグはフランス生まれ
ボストンテリアはアメリカ生まれ - 耳の形が違う
フレンチブルドッグは丸み帯び
ボストンテリアは尖った立ち耳 - 体型が違う
フレンチブルドッグは頭部大きめずんぐり体型
ボストンテリアは小顔のスリム体型 - 毛色が違う
フレンチブルドッグは「ブリンドル」「フォーン」「パイド」「クリーム」の4種類
ボストンテリアは黒地に白斑のある「ボストンカラー」 - 性格が違う
フレンチブルドッグはのんびり穏やかさん
ボストンテリアは遊びが大好き活発
フレンチブルドッグと間違えやすい?ボストンテリアとの違い さいごに
よく似ているフレンチブルドッグとボストンテリアですが、違いもしっかりあるのですね。
どちらも初心者向けの犬種ではありませんが、愛情深く感情表現が豊かで1度飼うと飼い主さんを虜にしてしまうような犬種です。
見分けるポイントを覚えておいて、散歩やドッグランでこれらの犬種に会った時には、どちらの犬種なのか予想してみると楽しめるかもしれませんね。
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