耳の中がきれいで変なにおいがしないことが理想的です。
また、音に敏感に反応しているかの聴力に問題がないも確認しておきましょう。
【口】
歯並びや歯茎、舌をチェックしてみましょう。
健康的できれいなピンク色をしているか、炎症を起こしていないかチェックしておきましょう。
【毛並み】
犬の健康状態は毛並みに反映されやすいです。
毛ヅヤがあってきれいな毛並みをしているかを実際に触って確認しましょう。
【皮膚】
毛を掻き分けたときに、皮膚にフケや湿疹がないかチェックしましょう。
【肛門周り】
肛門付近は清潔で閉まっていることが理想的です。
赤くなっていたり、ただれていないか確認してみましょう。
【全体】
全体的にみて、遊びたがらない食欲がないなどの元気があるかをチェックしましょう。
またキャバリアは遺伝性疾患が多い犬種でもあるため、ブリーダーや店員さんに子犬の健康状態だけでなく親犬などの情報も聞いておくようにしましょう。
キャバリアの遺伝性疾患については、後述でも紹介しています。
子犬選びの基準② 性別
キャバリアのオスかメス、どちらを迎えるかは今後の飼い方にも違いが出てくるでしょう。
性別選び 【オスの場合】
- 「マーキングがある」
メスよりも縄張り意識の強いオス犬は、「ここは自分の縄張りだ」という主張から、おしっこをして臭いをつける「マーキング」の行動が見られます。
室内を汚されることもあるでしょう。去勢手術をすることでホルモンを抑えられるため、しなくなることもあります。 - 「マウンティングをする」
オス犬は、発情期のメス犬に対してや犬同士の上下関係を知らしめるために、相手のオス犬や子犬、時には人を相手にマウンティングをすることもあります。去勢手術をすることでホルモンを抑えられるため、しなくなることもあります。 - 「甘えん坊な性格をしている」
キャバリアのオスは、メスよりも活発で甘えん坊な性格をしていると言われています。
メスよりも元気に遊び、飼い主にべったりなタイプが多いようです。子どもっぽい性格をしているとも言われています。
性別選び 【メスの場合】
- 「ヒート(発情期)がある」
ヒートとは犬の生理のことで、分泌物で室内を汚されてしまったり、ホルモンバランスが崩れてしまうことで情緒不安定になることがあります。室内を汚されるという点はオムツやマナーパンツなどで防ぐことができますが、情緒不安定になると怒りっぽくなったり攻撃的になることもあります。
将来子犬を望まないのであれば避妊手術をすることでヒート(発情期)はなくなります。 - 「オスよりも子犬の価格が高い」
メスには繁殖能力があることからブリーダーが手元に残そうとする傾向があるため、オスよりも高い金額が付けられることがあるようです。 - 「落ち着いた性格をしている」
キャバリアのメスは、オスよりも人の気持ちに敏感な性格をしていると言われています。明るく元気な性格は性別問わず共通していますが、比較的落ち着いた性格をしているため、しつけやすいと言われるのもメスの方のようです。
子犬選びの基準③ 被毛タイプ
キャバリアの被毛はストレートとウェーブがあり、毛色には4種類あります。
白地に明るい茶色が入った毛色「ブレンハイム」
ブラック&ホワイトにタン(茶色)のマーキングがある「トライカラー」
全身がレッド(明るい茶色)の「ルビー」
ブラックにタン色(茶色)のマーキングがある「ブラック&タン」
被毛のタイプによって見た目の印象も変わりますが、ここでは好みの被毛タイプと毛色の子を選ぶと良いでしょう。
子犬選びの基準④ 性格
基本的に歯明るく優しい性格を持つキャバリアですが、性格には個体差があるものです。
犬の性格は、飼育環境によっても大きく影響してくるため、実際に触れ合って性格を見極めてみましょう。
初めて犬を飼う場合には、最初は怖がるけど時間が経てば慣れてくるぐらいの犬がちょうど良いかもしれません。
物怖じしない犬や警戒心が強い犬は、しつけに手間取ることもあります。
子供がいる家やお年寄りがいる家など、家庭環境によっても合う犬も違ってきますので、店員やブリーダーの意見も参考に選ぶようにしましょう。
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