甘えん坊!そんなフレンチブルドッグの問題行動とは?

よくある問題行動とは

フレンチブルドッグに見られる問題行動として以下のものが挙げられます。

吠え癖

フレンチブルドッグにはおとなしい性格の個体が多いため、あまり吠えることはないと思われています。
しかし意外にも吠えることが多いのです。
それはおとなしく、臆病な性格の個体が多くいるからです。
吠えるというのは自身や飼い主を危険から守ろうとする行動、また自身の縄張りを守るために起こす行動です。
争いを起こさないようにする手段なので、叱るということはせず吠えると嫌なことが起きると認識させるようにしましょう。

噛み癖

元々ブルドッグの血を引くフレンチブルドッグは、噛む力がとても強く酷い時には大怪我を負ってしまうこともあります。
噛み癖は歯の生え変わりやじゃれついた時、またストレスが溜まっている時に起こす行動です。
歯の生え変わりが原因の場合は、毛糸などの適度に柔らかく代わりに噛めるものを与え、じゃれつきが原因の場合は噛まれたらしばらく無視をして噛むと遊んであげないよと意思表示をしてください。
ストレスが原因の場合は散歩の時間を増やしたり、どこか広いところでたくさん運動をさせてください。
運動不足は大きなストレスになります。

分離不安

分離不安はフレンチブルドッグのような甘えん坊で臆病な性格の犬種に多く見られる症状です。
飼い主への異常な執着心が原因となり、ほんの少しの間でも飼い主がいないと強烈な不安に襲われてしまいます。
子犬の頃の生活環境が原因となり、構いすぎや放置しすぎてしまうことで起こると言われています。
分離不安は無駄吠えや食糞、破壊行動などの様々な問題行動を引き起こすため注意が必要です。
時間をかけて1人でも大丈夫なのだということを教え、飼い犬との適切な距離を保つことが大切です。

食糞

分離不安などでもみられる症状です。
糞からドッグフードのにおいがしたり、過度なストレスなどから食糞をすることがあるようです。
自身の糞に限らず、中には散歩中にも糞を食べてしまうこともあります。
食糞に関してはドッグフード自体を変えるか、食糞を防止するためのスプレーなどが売っているので有効に活用しましょう。
もし近くで見ている時間が多く取れるのならば、糞をしたら食べる隙を与えないように素早く回収することをお勧めします。

まとめ

いかがだったでしょうか。
問題行動と言っても一概に全てが悪いことだとは言えません。
中には飼い主に対する愛情から生まれるものもあるので、飼い犬の気持ちを第一にその個体にあった適切な解決方法を見つけることが大切です。
人間にとって人の社会を理解して適応してくれる犬は理想ですが、その人間の社会を教えるのは他ならない飼い主のあなただということを忘れないようにしましょう。

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