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また、食事の際などには耳がフードボールに入ってしまって汚れがちです。
耳バンドやスヌードなどを活用することをおすすめします。
肛門腺絞り
犬は、肛門付近にある肛門腺という部分に臭いのある分泌物が溜まります。
個体差はありますが、自分で分泌物を出すことができず、放置しておくと破裂して炎症を起こしてしまうこともあります。
シャンプーの時に、肛門腺に溜まった分泌物を指で押して出してあげましょう。
人差し指と親指を使って、時計の4時と8時の方向でつまみ下から上へつまみ出すようにして出します。
最初は難しく感じることがあるかもしれませんが、慣れたらとても簡単です。
爪切り
遊びが大好きなキャバリアは、外で遊ぶ機会が多い場合には自然に爪が削れてくることもありますが、定期的に爪のケアを行ってあげましょう。
伸びてしまった爪を放置しておくと、肌や肉球を傷付けてしまったり、歩くときの姿勢に影響が出てしまう、フローリングで滑りやすくなって転倒してしまうような危険性が出てきます。
子犬の頃から定期的にお手入れしてあげましょう。
目のお手入れや歯磨き
その他にも、目のお手入れや歯磨きなどのお手入れも忘れずに行ってあげましょう。
キャバリアは涙やけしやすいこともあるため、汚れてきたらコットンなどで拭いてあげたり涙やけ専用のシートなどを使ってお手入れしてあげましょう。
また、歯周病予防のための歯磨きもできれば毎日行ってあげましょう。
子犬の頃からこういったお手入れに慣れさせておくことが大切です。
トリミング
本来はトリミングを必要としないキャバリアのトリミング頻度は、個体差によって異なります。
個体によって毛の伸びる早さが異なりますが、2~3か月に1回程度が目安です。
毛の伸び加減や季節によって調整してあげてください。
全身カットをする場合には、プロのトリマーさんにお願いするとほぼ間違いないでしょう。
料金は、地域やお店によっても異なりますが、だいたい
シャンプーコース…4,500円前後
シャンプーカットコース…6,000円前後
が目安となります。
キャバリアにも様々なカットスタイルがあるので、イメージチェンジを楽しむのも良いでしょう。
ただし、生活スタイルや季節などを考慮して、トリマーさんと相談の上でキャバリアが快適に過ごせることを1番に考えたスタイルにしてあげましょう。
セルフトリミング
トリミングの出費を抑えたいという方には、セルフトリミングもおすすめです。
本来は全身トリミングを必要としない犬種なので、部分的なカットであればご自宅で簡単に行うこともできますよ。
セルフトリミング ~足裏&足回り~
足裏や足回りの毛を放置してしまうと、汚れやすくなってしまう他、フローリングなどで滑りやすくなってしまい危険です。
足裏はバリカンを使って肉球を傷つけないよう丁寧にカットしてあげましょう。
足回りはハサミを使って、足を地面につけた状態にして伸びた毛先を足先に合わせて切り落としてあげましょう。
セルフトリミング ~肛門周り~
肛門周りの毛を放置しておくと、排泄時に汚れて衛生的にも良くありません。
こまめにカットしてあげましょう。
肛門周りはバリカンでのカットがおすすめです。
尻尾を上に持ち上げて肛門にかかっている毛をカットしていきます。
肛門の横溝から外側に向かって撫でるようにバリカンをあてていきましょう。
セルフトリミング ~からだ~
キャバリアは、特に胸部や尻尾に豊富な飾り毛が生えているため、ボリュームが出てきたと思ったらカットしてあげると良いでしょう。
スキバサミを使って気になる部分をカットしてあげましょう。
この記事のまとめ
- キャバリアは本来トリミングが不要な犬種
- 抜け毛対策や衛生面、病気の早期発見、熱中症対策としてトリミングは有効
- キャバリアのトリミングの注意点
「バリカンカットによって毛が伸びない、毛質が変わるリスクがある」
「サマーカットによる紫外線ダメージや寒さのリスクがある」 - 頻度は2~3か月に1回を目安。毛の伸び加減や季節に応じて調整すること。
費用シャンプーカットコースで6000円程度。 - 部分カットならセルフトリミングがおすすめ
キャバリアの被毛のお手入れと注意点 さいごに
キャバリアはトリミング不要の犬ですが、お手入れはこまめにきちんと行いましょう。
愛犬のシャンプーなどを大変に感じる時は、トリミングサロンを利用するのも良いでしょう。
しかしブラッシングや耳のお手入れは、サロンだけでは到底間に合いません。
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