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犬はゆで卵を食べても大丈夫?
結論からいうと、犬はゆで卵を食べて大丈夫です!
卵自体、犬にとっても大変栄養価が高い、積極的に食べてもいい食材になります。
ただし、卵をあげるには1つ気をつけることがあります。
それは、「生の卵白」はあげてはいけないということです。
卵の卵白には、アビジンという成分が含まれていて、この成分が犬の体内に入ると、ビオチンというビタミンの吸収を妨げる働きをします。
そのため、生の卵白が摂取過多になるとビタミン欠乏症などになってしまいます。そして、ビタミンの吸収がうまくできないことで、免疫力低下なども起こすこともあります。
ただしこのアビジン、熱に大変弱いという弱点を持ちます。
そのため、犬に卵をあげるときは加熱をすることが大切になるのです。
つまり、ゆで卵の場合、完全に卵白部分には火が通っているので、全く問題なくあげてもいいことになります。
ゆで卵の栄養成分・効用
ゆで卵に含まれる9種類のアミノ酸で犬のアンチエイジング!
卵には9種類の必須アミノ酸が含まれています。
それらのアミノ酸は、食べ物から摂取しなければ、体内では作れないものになります。
アミノ酸には疲労回復を助け、免疫力を高めてくれる働きを持ちます。
また、必須アミノ酸の中に含まれているメチオニンには、体内の老廃物や毒素を排泄させる働きがあります。
犬もそんなアミノ酸の力を借りて、アンチエイジングをさせましょう!
ゆで卵に含まれる良質なタンパク質で犬の体づくり
タンパク質を摂取と思いつくのは、肉や魚ですよね。
でも、ゆで卵にも良質なタンパク質がたくさん含まれています。
また、ゆで卵に含まれるタンパク質は、加熱することによってタンパク質が変性し、より体に吸収されやすくなります。
そのため、同じ量のタンパク質でも、ゆで卵の方がタンパク質をより効率よく摂取することができるのです。
良質なタンパク質で、犬の基本になる体づくりにつなげましょう。
ゆで卵に含まれるレシチンで犬の脳を活性化!
犬の高齢化が進む近年。
心配なことの1つが、犬のアルツハイマーではないでしょうか。