犬に豆乳を与えても大丈夫?
犬は肉を好みますが雑食性ですから豆乳を与えても特に問題はありません。
豆乳は大豆を加熱し絞ぼった汁ですから、大豆そのものより消化しやすく効率的に良質のたんぱく質を摂取することができます。
犬は脂質やたんぱく質の匂いに敏感ですから、多くのたんぱく質を含む豆乳を好む犬は多いのではないでしょうか。
食欲のない犬にドックフードに豆乳を加えて与えると、よく食べるようになったということもあるようです。
同じたんぱく質を多く含む飲み物に牛乳がありますが、犬は成犬になると牛乳を飲ませることができません。
成犬になると乳糖分解成分であるラクターゼが減少してしまうため、甘味成分であるラクトースという乳糖を上手く消化できなくなり、消化不良をおこしてしまうからです。
豆乳には乳糖が含まれていないため安心して与えることができます。
豆乳の栄養成分と効用は?
豆乳が大豆から作られていることはわかりますが、では豆乳にはどんな栄養成分と効用があるのでしょうか。
豆乳の栄養成分と効用について調べてみました。
豆乳の栄養成分と効用
●たんぱく質●皮膚、内蔵、筋肉、骨、血液などの体を作るための基礎成分であるアミノ酸になります。
●イソフラボン●大豆イソフラボンは植物性化合物でポリフェノールのひとつです。
女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をしています。
体内の活性酸素を取り除き全身の血流を良くします。
●ミネラル群(カルシウム・鉄分・カリウム・マグネシウム)●骨・歯・筋肉などを強くし、体全体の調子を整える働きがあります。
ミネラルは体に必要不可欠なものですが体内で作ることができないため、食品から摂取する必要があります。
これらの栄養素は犬の健康維持のためにも必要な栄養素です。
豆乳は栄養素の吸収率が高いため、犬にとっても体に良い食品のひとつといえるでしょう。
犬に豆乳を与えることのメリットとは?
●上質なたんぱく質を摂取できる
豆乳には上質なたんぱく質が豊富に含まれています。
元は肉食であった犬にとってたんぱく質は生きていくうえで絶対に欠かせない栄養素です。
たんぱく質が欠乏すると、爪や皮膚、被毛などに栄養がいき渡らず皮膚や毛質が悪くなり成長が低下するなど全身にさまざまな支障があらわれます。
毎日のフードと一緒に適量な豆乳を与えることでより丈夫な体を保つことができます。
●抗酸化作用がある
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