【動物看護士が解説】犬が骨折した時の症状と応急処置、治療方法について

こうならないためにも、外では目を離さないことが大切です。

家具の配置

小型犬に多い家での骨折の原因は、ソファーやベッド、階段からの飛び降りによる衝撃からくる骨折です。飛び降り癖のある犬がいる家庭では、家具の見直しや配置を変える、高いところから飛び降ろさせないといった工夫が必要です。

犬の存在に注意

これも小型犬の骨折に多いのですが、「後ろから付いてきているのを気が付かなくて扉で足を挟んでしまった」「足元にいるのに気が付かずに踏んでしまった」ということです。大人が小型犬の足や尻尾を踏んだり家具や扉で挟んでしまったりするトラブルもたまにあります。常に愛犬の存在に気を付けて足元を注意する習慣をつけましょう。

抱っこをするときに注意

小型犬や子犬に多い骨折の原因に、抱っこをしていて落としてしまうことによる骨折です。小型犬や子犬が大人の人に抱き上げられると、かなりの高さになります。抱っこをするときは、落とさないように注意をする必要があります。