中毒の元とは?
室内で飼われているチワワが、中毒になるもののほとんどは、家の中にあることが多いと思います。
身近なものですと、例えば人間の食べ物も犬にとっては中毒にもなります。
- チョコレート:カカオに含まれているテオブロミンという成分が犬は消化できません。
そのため、下痢や嘔吐といった症状が現れます。 - 玉ねぎ・ニラ・ネギ:ネギ類に含まれている成分(アリルプロピルジスルファイド)が、血中の赤血球を破壊し、溶血性貧血(ようけつせいひんけつ)の原因になります。
そのもの自体を直接食べなくても、スープや煮物などでも、症状がでますので注意しましょう。 - ゴキブリ団子:夏にご使用される方が多くみえると思います。
こちらも、「誤って誤飲してしまった」ということがあります。
ゴキブリ団子はホウ酸で作られていることが多いと思います。
ホウ酸は肝臓、消化管などの臓器にさまざまな影響を及ぼすことがあります。
血便や、昏睡などの症状がでます。 - 人間の薬:時々、「飼い主の内服薬を犬が食べてしまった!」っということがあります。
まず、食べた薬の種類、量を確認してください。
そして、飲んだ時間も分かれば把握してください。
薬の種類によっては、体に影響がある場合もありますので、速やかにかかりつけの動物病院に連絡等をしてください。
上記は、ほんの一部です。
その他、様々ありますので、「多分、大丈夫だろう・・・」っと、飼い主の自己判断でそのままにしないでまずは、動物病院に連絡をしてください。
応急処置方法
まず、何で中毒を起こしたかの確認が大切です。
食べ物の中毒の場合は、胃で消化をしてしまう前に吐かせることです。
胃に入った食べ物が消化するまでの時間はおよそ3~4時間です。
飼い主は、速やかに動物病院に行き処置をしてもらってください。
また、無理に嘔吐して、中毒の物を吐かせるので、胃にも負担になります。
ですから、処置後のケアもしっかりおこないましょう。
なお、吐かせることが出来ない場合もあります。
人間の薬は、体内で溶けてしまうのでなかなか難しいです。
犬にどのくらいの影響があるのか、かかりつけの動物病院に連絡等をして、確認しましょう。
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