Contents
医療費に関しては、成犬になってから一度も病気やケガをしないという犬はごく稀であり、どんな犬でも予防接種以外で動物病院に一度は訪れているようです。
また、病気の早期発見のためにも成犬までは年1回、高齢犬になると年2回の健康診断(血液検査など含む)を行っておくことをおすすめします。
費用は、診察内容や病状によっても大きく異なってきますので、一概には言えませんが少なくても年10,000円~30,000円は必要になってくることが想定されます。
柴犬の生涯費用
生涯費用はおよそ300万円
それでは柴犬の生涯費用はいくらかかるのでしょうか。
柴犬の平均寿命はだいたい12~15年です。
寿命を15年で考えると、「(初期費用+年間費用)×寿命15年」で、約300万円という金額になります。
この費用はあくまでも一例であり、ペットホテルをよく利用したり、犬を連れてのレジャーが多かったりするとその分費用も大きくなります。
さらに、高齢犬になるとケガや病気で動物病院にお世話になる機会が増えるのでその分の医療費や、亡くなった時には火葬代も必要となってきます。
飼育費用を節約したい!!
手作りご飯やトッピングを活用する
近年では犬に手作りご飯を与える飼い主さんも増えてきていますが、手作りご飯のメリットは無添加や保存料を避けることができることや、材料が把握できるという安心感があります。
そして、手作りご飯をうまく取り入れることによって節約にも繋げることができます。
市販のドッグフードに人参などの野菜やササミなどのお肉など、自宅にある材料をトッピングするだけでドッグフードの減りを遅くすることができるでしょう。
ただし、食費を節約したいからと言って、必要量より少なめに与えるというような節約方法は絶対にしないようにしましょう。
日用品を節約する
犬用品は、結構なお値段がすることが多いですが、必要になる日用品を工夫するだけで節約することができます。
例えば、おもちゃ。
与えてもすぐに壊れてしまったり汚されてしまったりと、すぐに買い換えが必要になってしまうことも少なくありません。
そこで、人用の使わなくなったタオルや衣類、空きペットボトルをDIYすることでおもちゃに変身させることができます。
そうすることで、おもちゃ代にかかる費用を0円にすることができます。
他にも、メスのヒート中に必要になるおむつは比較的安価な人間用おむつにしっぽ穴を作って着用させることでかなり費用を抑えられるでしょう。
このように、人間用のものにひと手間加えるだけで犬用として使えることがあり、消耗品の節約にも繋がるのです。
ただし、医薬品やシャンプーなどは、人間用ではなく必ず犬が使っても安全なものを使うようにしてください。
自分でお手入れする
前述でも述べましたが、柴犬はカットこそ必要はないものの、ブラッシングやシャンプー、爪切り、耳掃除などといった体のお手入れは必要です。
こういったお手入れをご自分で行うことができれば、トリミング費用を抑えることができ1回あたり約4,000円の節約になります。
柴犬の体に触れる機会も増え、コミュニケーションにもなりますし、病気など体の異常にいち早く気づくことができるようになりメリットも大きいです。
医療費は節約しないこと!!
飼育費用の中で最も想定が難しいのが医療費であり、最も高額になる可能性があるのも医療費です。
病状によっては1回の診療で1年分の食費を大きく上回る金額になることだってあり得ます。
それでも医療費は節約できるものではありません。
お金がないからと病院に連れて行かない、必要な治療を受けさせないことは虐待にも値することです。
医療費を抑えたいのであれば、日々の健康管理を行い、病気の早期発見・早期治療に努めることを心掛けましょう。
また、いざという時のために貯金をしたり、ペット保険に入ると医療料をカバーしてくれることになりますので、万が一の病気に備えるようにしましょう。
この記事のまとめ
- 柴犬を飼うための初期費用:5~20万円くらい
- 毎月費用の目安:1万~15,000万円くらい
- 年間費用の目安:15~20万円くらい
- 生涯費用の目安(寿命15年):300万円くらい
- 節約するなら、食事内容や日用品を一工夫。お手入れは自分で行うこと
- 医療費は節約できない。日々の健康管理に努め、備えることが大切
柴犬を飼いたい!!でも費用ってどれくらいかかる?生涯費用は? さいごに
侮ることはできない柴犬の生涯費用です。
柴犬を飼う時には、この金額も踏まえ責任を持って最後まで面倒を見ることができるのか考える必要があります。
それでも柴犬と生活をすれば、柴犬との絆も生まれて金額なんて関係ないと思える存在になってくれるでしょう。
コメントを残す