犬の平均の睡眠時間
犬は1日に10時間以上寝る個体が多いようです。
また子犬では18時間以上にも及ぶと言われています。
人の平均的な睡眠時間は8時間と言いますから、犬は人よりも長く寝ていることが分かります。
子犬の場合は人の赤ちゃんと同じでとてもよく眠ります。
犬にとっての睡眠とは
睡眠には眠りの浅いレム睡眠と、眠りの深いノンレム睡眠があります。
犬の場合は睡眠時間のうちの約8割がレム睡眠だと言われています。
これは元々犬が野生の動物だったということに深く関係しています。
自然界ではいつ外敵に襲われるかわからないので、少しの物音でもすぐに気づくことができるようにレム睡眠の割合が多くなっているようです。
犬にとって睡眠はストレスに大きく関係しています。
睡眠時間が長ければ長いほど、犬はストレスをため込みません。
そのためよく眠る犬ほど健康であると言えます。
自然界にいた時よりも長く寝ることができるというのは、それだけ犬にとっていい環境だということではないでしょうか。
犬の寝る場所
飼い主にぴたっとくっついて眠る犬は多くいます。
これは飼い主に対して安心感を覚えているとともに、仲間だと認識していることを示しています。
犬は元々群れで生活していた生き物であり、睡眠時は身を寄せ合って眠る習性があります。
そのため飼い主の近くで寝ようとする犬が多いのです。
しかし飼い主の顔の近くで寝ようとする犬は、もしかしたら飼い主よりも自分が上の立場にいると思っているのかもしれません。
飼い主の方が上の立場だとしっかりとしつけを行いましょう。
寝る格好
犬は実に様々な格好で睡眠をとります。
中には丸くなって寝る犬もいれば、仰向けで寝ていたり、一体なぜそんな寝姿になってしまうのでしょうか。
丸くなって眠る
もしかしたら部屋の中が少し寒いのかもしれません。
できるだけ自分の体を小さく丸めることで、外気に触れる表面積を小さくしている可能性があります。
もし部屋の気温に問題がない場合は、緊張状態にある可能性があります。
あまり面識のない人が家に来ていたり、慣れない場所では丸まって寝る犬もいるようです。
仰向けになって眠る
お腹は犬にとって最大の急所です。
その急所をさらけ出すということは、この場所には危険なものが何もないと安心しきっている証拠になります。
リラックスしきった姿は見ていて微笑ましいですよね。
しかしながらあまりにも無防備な気もします。
眠っている時の異変
突然いびきをかくようになった、心当たりはないでしょうか。
犬もいびきをかくのですが、急にいびきをかくようになったり、突然いびきの音量が上がったり、場合によってはとても寝苦しそうにいびきをかいていることがあります。
そういった場合には何か病気が隠されているのかもしれません。
もし気になることが少しでもあれば、動物病院に連れて行ってあげましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
犬の寝方にもそれぞれ特徴がありますよね。
普段どんな寝方をしているのか一度チェックしてみるのも面白いかもしれません。
あまりにも寝ているからと起こしてしまうのはストレスの原因にもなりますので、無理に起こさずゆっくりと寝かせてあげましょう。
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