家の中には危険がいっぱい!チワワが安全に暮らせる環境は?

フローリングは脱臼のもと!

チワワは生まれつき骨が華奢な犬種です。
そのため高い場所から飛び降りることは骨折の原因になります。
ソファや椅子の上には一人で乗らないように注意しましょう。
また、室内で一番危険なのはフローリングの床です。
ツルツルと滑る床の上を走る行為はチワワの骨に負担を掛け、骨が変形してO脚になったり脱臼したりといったトラブルを招きます。
よく知られる症状に、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)があります。
これはヒザのお皿から骨が外れてしまう病気で、症状がひどくなると歩行が困難になったり、手術が必要になったりします。
チワワが通るところには滑り止め付きのカーペットやコルクマットを敷き、チワワの足腰の負担を和らげましょう。

家具は危険がいっぱい!

チワワは好奇心が旺盛です。
家中のいろんなところを探検している時に、家具でケガをすることもあります。
チワワの体の中でケアをしやすいのは、大きく外側に飛び出している目です。
また、細い手足を何かに挟んだりすることもあります。
チワワをケガから守るために、家具の角にはスポンジタイプのテープを貼る、危険な部屋には立ち入らせないなどの工夫をしてください。
廊下に取り付けるタイプのペット用の扉もあるので、うまく活用しましょう。
加えて、電気コードにも注意が必要です。
特に子犬のうちは電気コードにじゃれて噛み切ることもあり、非常に危険です。
チワワの手が届かない高い位置のコンセントを使う、コードにはカバーをしておくことなどの対策が必須です。
また、こうしたケガを未然に防ぐために、出かける際は愛犬をケージに入れておくと安心です。

留守中でもエアコン必須?

チワワを室内で飼うには、部屋の温度調節が必要です。
暑すぎたり寒すぎたりする時には、冷暖房器具で適温を保ってあげましょう。
留守にする時も要注意です。
夏の締め切った部屋は熱がこもり、熱射病になる可能性があるため、エアコンを入れて外出するようにしてください。
冬のストーブやファンヒーターは、ヤケドや燃料切れ、火事の恐れがあります。
留守中は消しておき、犬用のコタツやヒーターを使うのが安全です。

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