シニア向けおやつ選びの注意点
チワワが年を取って来ると、歯ももろくなりますし、噛む力も弱くなってきます。
また、食欲も減って来る子もいるでしょう。
これらは、別に病気であったり異常なのではなく老化現象のひとつですので、このこと自体心配することはありません。
しかし、このような現象が見られたらやはりいつものおやつ選びも注意が必要になって来ます。
固いものや、長いものは避けるようにし、もちろん栄養価の高いものを選びましょう。
食感を楽しむことを重視してあげたいばあいは、サクサク食感のおやつはいかがでしょうか?手ですぐに潰れるほどのやわらかいおやつです。
ねちょねちょした歯につきやすいものは、嫌がることが多いので辞めましょう。
おやつタイムも目を離さずに
食事中やおやつタイムも、愛犬から目を離すことが無いようにします。
シニアになりますと、何が起こるかわかりませんし、誤飲もしやすくなります。
特にガムやアキレスなどのおやつを与える場合は、短くなってくると早めに引き上げて処分するようにします。
喉に詰まってしまうと、大変なことになります。
おやつは、コミュニケーションの一環でもありますので、必ず与えなければならないものではありません。
安全が確保できないのに無理やり与える必要はありませんので、きちんと飼い主さんが見守れる状況、環境下でおやつを楽しませてあげてくださいね。
子犬を基準にしてみよう
人間も、年老いて行くと赤ちゃんに戻るとよく言われますが、犬も同じではないでしょうか?ですので、シニア用のものを探すのもいいのですが、子犬用のものを利用しても良いと思います。
ただし、子犬のフードやおやつは、シニア犬には栄養価が高すぎたり、カロリーが高すぎるため合わないこともあります。
おやつの固さや大きさなどは、子犬用のものを選ぶような気持ちで選ぶと決めやすいかもしれません。
また、成犬用のものでも、ふやかして軟らかくしてから与える、細かく切って与えるなど工夫すれば十分に併用することが可能です。
多頭飼いの場合は、それぞれのステージにあったおやつを個別に買うのは難しいこともありますよね。
おやつでケアできること
おやつを上手に生活に取り入れることができれば、シニア犬へのケアにも繋がります。
どうしても食べない場合は、おやつをご飯の代わりに与えても良いですし、好きなものなら食べる子もたくさんいます。
与え過ぎは確かに禁物ですが、老犬へのケア用品として考えた時に、おやつはなかなか優秀なグッズなのです。
その為には、日頃からどのような趣向になってきたのか、どんなものが特に好きなのかをより一層観察していくと良いでしょう。
切り札の一つ的なアイテムとしておやつを利用すれば飼い主さんも楽することができますし、安心ですよね。
最後に口にするものは、好きなものであるように
悲しいことですが、旅立ちが近付いてくると、ほとんど食べ物を口にしなくなります。
でも、飼い主さんは1日でも長く生きて欲しいとの思いで、なんでも好きなものを与えようとがんばります。
このような状態になったときに、最後の瞬間は好きなものを食べさせてから旅立った場合、飼い主さんの気持ちが少し救われて、ペットロスの緩和にも繋がります。
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