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何故おやつを与えてはダメなのか?
小さい子や、可愛いワンちゃんに喜んで欲しいから、おやつをあげたくなる。
その親切が何故いけないのでしょうか?実は最近ではチワワにもアレルギー体質の子が多く、食べ物の制限を強いられている子が非常に多いです。
アレルギーの他にも肝臓を患っている子、腸の病気の子、腎臓が悪い子など見た目にはわからないけど、内臓疾患と戦っているチワワは本当にたくさんいます。
この子達にとって、食べてはいけない食べ物をほんの少しでも食べてしまうと命取りになってしまいます。
人間の大きさよりはるかに小さいチワワにとっては、ほんの一口がものすごい量になるのです。
自分の愛犬が大丈夫でも他の子は大丈夫だとは限りません。
他人のワンコに勝手におやつを与えるのは絶対にやめましょう。
飼い主さんにどのようにして断ればいいの?
もし、ドッグカフェやお散歩等で仲良くなって、コミュニケーションの一環でおやつを与えたいなと思ったら、必ず飼い主さんに「あげてもいいですか?」と確認します。
飼い主さんが「うちの子は制限があるので」とおっしゃったら、すぐに引くようにしましょう。
「そんなこと言わずに」とごり押しすると、飼い主さんも断りにくくなってしまいます。
また、おやつをあげる場合は、当然ご自身の愛犬用に買ったものを差し上げるのだと思いますが、おやつをあげようとしたら飼い主さんが成分を聞いて来られることがあります。
自分自身が 「これは良いものだ」と自信を持って愛犬に与えているおやつであれば、きちんとその成分について説明してあげましょう。
無理なら最初からあげないことをオススメします。
小さいお子さんがチワワにおやつを与えるときは必ず大人の方同伴で
たまに、小さいお子さんがわんちゃんにおやつをあげたいと希望することがあります。
親御さんとしても、お子様への経験としてさまざまなことをさせてあげたいのは当然ですが、飼い主さんに断りを入れるのはもちろんのこと、お母さまがお子様と一緒におやつをあげるようにしてください。
お子様に大人の方の目の届かないところで、おやつを与えさせては絶対にいけません。
ワンちゃん側もお子様側も、何をするかわかりませんし、何が起きるかわかりません。
大きなおやつの場合は小さくちぎって与えなくては危険ですし、できれば小さなお子様にはおやつを与えさせない方がいいでしょう。
留守中は、家族にも注意しておくべき
飼い主さんご自身が、日中お仕事でお外に出られている場合、ご家族が留守中面倒をみてくれているというご家庭は多いのではないでしょうか?この時気を付けなくてはならないことは、やたらおやつをあげないでほしいとご家族の方に申し出ておくことです。
特にご年配のご家族は愛犬可愛さについつい内緒でおやつを与えてしまいがちです。
しかし、与えすぎによる健康への弊害、肥満への危惧などを十分に説明し、適正量以上は与えない様お願いしておいて下さい。
留守中に与えて良いおやつと分量を小分けにして、「今日の分、これ以上はあげないで」と渡す方法が良いのではないでしょうか?
お互いが嫌な目に遭わないために
おやつという、ワンちゃんにとっても人にとっても楽しい要素をたくさんもっているせっかくのアイテムで、互いに悲しい事故が起こってしまうのは本意では無いはずです。
上手に利用して、楽しくワンコ生活が送れるよう、おやつに対しても色々と考えて工夫して下さいね。
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