買う前に知っておきたい!犬服のサイズの選び方

最近ではペットショップやインターネットなど、犬関連のグッズを売っているところには、さまざまな犬服も売られています。

機能性に優れているものから、オシャレ重視、企画物としての着ぐるみなど、見ているだけでも楽しいものです。

さて、みなさんは犬服を購入するとき、どんなことに気をつけて購入していますか?

1番重要なのは、サイズ選びになります。

犬の洋服は、キツキツ過ぎてもゆるゆる過ぎても、心地よく着ることができません。

同じ犬種であっても体格は千差万別なことが多く、細め・太めなどでも合うサイズは変わってきます。

特に、インターネットなどでは実物を見ることができず、参考犬種などだけを見て買ってしまい、サイズが合わなかったなど失敗が結構あります。

愛犬にピッタリと合うサイズを選ぶには、

・正しく愛犬のサイズを測る

・サイズ表を確認して合ったサイズを選ぶ

ということが、とても大切になります。

愛犬のサイズを知ろう

犬服を選ぶには、愛犬の正確なサイズを把握することが重要です。

まず、上の図のように愛犬を立たせ、メジャーで測っていくようにしましょう。

愛犬のサイズを測るポイントは、正確に首周り・胴回り、着丈の3点を測ることにあります。

また、服を着ていない状態で採寸したサイズを『ヌードサイズ』といいます。

そして愛犬のサイズを測る上で注意したいことが4つあります。

  1. 皮膚に沿ってピッタリ採寸せずに、指1本入るくらいのゆるさで測りましょう。
  2. 座ったままや曲がったままでは正しく採寸できません。
  3. 顔を少し持ち上げて、姿勢よく立たせてから測りましょう。
  4. 被毛のふわふわした犬は、軽く毛を抑えてから測りましょう。

これらに注意することで、購入後サイズを間違ってしまい、着せられないということを防ぐことができます。

それでは具体的に、どうやって愛犬のサイズを測っていくか見ていきましょう。

首周り

首輪の場合であれば、首の中間、のど仏の少し下あたりを測りますが、犬服の場合はさらに下あたり、首の付け根(首の1番太いところ)を1周させて測ります。

背丈(着丈)

首の付け根からしっぽの付け根まで、背骨に沿って測ります。

胴回り

前足の付け根の後ろの1番胴の太い部分(胸が大きく出ている部分)を測ります。

被毛が豊富にある愛犬では、ピッタリ被毛を潰して測るのではなく、軽く潰れる程度で測りましょう。

胴回りのサイズが合わないと、犬服が小さくて入らないと言うことが起きますので、しっかりと測るようにします。

採寸の方法はこちらの動画を参考にすると、より分かりやすいです。

愛犬のサイズを測るとき

愛犬のヌードサイズを測るとき、愛犬を立たせて採寸するようにしますが、すんなり立ってくれない場合があります。

あまりに動いてしまうと正確なサイズを測ることができません。

なにが原因なのかによりますが、まずは落ち着ける場所で測ることと、メジャーを怖がるようであれば紐を使ってみるのもいいでしょう。

協力してくれる人がいれば、1人が愛犬を撫でたりおやつをあげたりして落ち着け、もう1人がその間に寸法するようにすると簡単に測れます。

いずれにしろ、興奮している状態では正確には測れませんので、まずは落ち着かせることを優先させましょう。

愛犬のサイズを基に洋服を選ぼう

愛犬のサイズがわかったら次はサイズ選びになります。

サイズ別洋服実寸表を見ながら、愛犬のサイズを照らし合わせてみましょう。

犬服を失敗なく選ぶには、サイズ表とご自身の愛犬のヌードサイズを照らし合わせて選択することがポイントになります。

重要視して欲しいのは、胴回りのサイズになります。

他の部位のサイズが合わず迷うときは、胴回りのサイズをベースにして選びましょう。

 

この表はブランド公式の標準サイズになりますが、デザインごとの実寸サイズ各商品ページに記載しておりますので、そちらをご覧ください。

 

犬服の選び方

 

それでは愛犬の実測したヌードサイズと、上の犬服のサイズ表を照らし合わせてみましょう。

1番重視して見てもらいたいのは、胴回りになります。

胴回りが小さ過ぎてしまうと、他の部位のサイズが合っていても着せることができません。

また、大き過ぎる場合も犬が行動するたび邪魔してしまい、犬自身が不快感から嫌がってしまうことがあり得ます。

 

胴回りはジャストサイズではなく、指2本分くらいの空きがあるものが良いとされています。

プラス4cmくらいのサイズを、犬服のサイズ表からを選ぶといいでしょう。

着丈はデザインによって長さがだいぶ変わってきます。

愛犬の実寸よりも長すぎるものだと、排泄したときに汚れてしまうことがあるので、長すぎるものは避けた方がいいでしょう。

また、愛犬の体型よりも大きすぎる着丈の場合、愛犬の動きを邪魔してしまうことがあるので、大きすぎるものを選ぶのは賢明ではありません。

そして、ダックスフントやイタリアングレーハウンドのように、極端に足が短い・長いなどの特徴を持つ犬種の場合、それらの犬種用の洋服もあるのでチェックしてみましょう。

ただその際にも、きちんとその洋服のサイズ表は確認するようにしてください。

同じ犬種でも、大きさは同じではないことが多いので注意しましょう。

 

生地の種類によって選び方も変わる?