Contents
まずはサイズ表を見て洋服サイズを決めるのですが、商品の素材によっても選び方が変わってきます。
人の洋服同様、犬服にも素材によって伸縮性がある・なしなどで、ジャストサイズでもいいもの、大きめを選んだ方がいいものとあります。
まず、どういう種類の生地がどういう特徴を持つのかご紹介していきます。
また、それぞれのメリット・デメリットも合わせて解説いたしますので参考になさってください。
伸びやすい服
伸縮性のある服は生地に厚みもないため、ぴったりなサイズでも問題ないことが多いです。
逆に大きいと脱げやすくなったり、ゆとりが出てくると裾が邪魔して歩きにくくなったり、犬の動きに支障が出てしまうことがあります。
生地が伸びる分脱ぎ着しやすいので、洋服初心者の犬にも着せやすく、体力がないシニア犬やケガや病気で療養中の犬にも介護する目的で着せてあげることもできます。
また生地的にも、季節を選ばず年中着せることができるのも特徴になります。
主に伸びやすい洋服の商品
ニット商品・Tシャツ商品・メッシュ素材商品・アクティブシリーズなど
伸びやすい洋服のメリット
伸びやすい服は、伸縮性に優れている生地で作られているので、普段使いに最適で犬種も選びません。
被毛が豊富な犬でも、生地自体が伸縮するのでキツくなることなく着せることができ、アクティブに動き回る元気な犬も、どんなに無理な動きをしても生地が伸びる分、犬の行動を邪魔することがありません。
また、脱着がしやすいので、シニア犬や病気・ケガで療養中の犬にも負担をかけることなく、着せてあげることができます。
伸びやすい洋服のデメリット
伸びやすい服は、柔らかい素材であることが多く、何度も着せていたり洗濯を繰り返したりすることで、犬服がくたびれてしまうことがあります。
また、生地に厚みがないことが多いので、室内使いであれば問題ありませんが、寒い季節に散歩に行くときなどは、それだけでは寒いかもしれません。
伸びやすい洋服をインナーにして、アウター服を着せることで、より暖かく出かけることができるのでおすすめします。
伸びにくい洋服
伸縮性のない服は、愛犬の体型にピッタリめのサイズを選んでしまうと、窮屈に感じてしまうことがあります。
ジャストサイズではなく、少しゆとりのあるサイズを選んだ方が無理なく着られるでしょう。
サイズ表と照らし合わせた際、合わない部位があったときは、胴回りに合わせて選ぶと失敗しにくいです。
また、袖があるタイプの場合、袖だけ長過ぎるということが心配なときは、半袖を選ぶことで問題を解消することができます。
主に伸びにくい洋服の商品
背中やお腹に留め具(ボタンやファスナーなど)がついている商品、ナイロン素材、デニム素材商品など
伸びにくい洋服のメリット
デザイン性に富んでいる犬服が多いのが特徴になります。
それぞれの犬服によって、個性を出したりすることが容易なので、飼い主さんのイメージで愛犬をかわいく(かっこよく)着飾ることができます。
また、丈夫な生地なことが多いので、洗濯を繰り返してもすぐに生地が傷むということがありません。
ドッグカフェや人の家に訪問するときなどは、かわいいプラス抜け毛対策にもなります。
伸びにくい洋服のデメリット
伸びにくい服の生地はある程度厚みがある場合が多く、犬にとって洋服を着ている感がどうしても拭えず、洋服を苦手とする犬にとってはストレスになってしまう可能性があります。
そのため、洋服に慣れていない犬の場合、日常使いできる伸びやすい洋服で慣れさせ、それから伸びにくい服を着せるようにするといいでしょう。
アウター
秋冬の商品だとアウターが増えてきます。
生地が厚い分、愛犬を寒さから守ることはできますが、サイズ表の表記と違うことがあるので注意しましょう。
中にインナーを着させたいときは、ワンサイズ大きいものを選ぶとインナーを着せても余裕を持ってアウターも着せることができます。
背中にファスナーやお腹部分にマジックテープがあったり、留め具があるものも多く、なにより防寒が目的になるので、その分生地が厚く伸びにくくなることが特徴になります。