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そうすることで、愛犬の柴犬に対し、どのような補償内容であれば、治療費がカバーできるのか目安がついてきます。
柴犬がかかりやすい病気① アトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎
柴犬はアトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎にかかりやすい傾向にあります。
皮膚疾患は柴犬がかかる病気の約3割を占めるとも言われているぐらいです。
これらは完治することが難しいうえ、一度回復してもそのときの体調や環境の変化などによって、再発することも少なくありません。
症状が重い場合は何度も通院する必要があり、治療費が数十万円に及ぶこともあります。
柴犬がかかりやすい病気② 目の病気
緑内障や白内障などの目の病気を患うことも少なくありません。
症状が軽いうちは点眼液による治療で済みますが、症状が進行している場合は手術が必要になります。
手術代とその後の通院費などを含めると約20~30万円かかります。
柴犬がかかりやすい病気③ 膝蓋骨脱臼(パテラ)
高所からジャンプするなどして足に負担がかかり、膝蓋骨(膝のお皿)が脱臼してしまう病気も注意が必要です。
初期のうちは内科治療を行いますが、慢性化してくると手術をしなければ治りません。
症状の進行具合にもよりますが、手術代は20~40万円ほどかかります。
柴犬がかかりやすい病気④ 僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁閉鎖不全症は7歳を過ぎた老犬がなりやすい心臓病です。
基本的には内科治療により症状を緩和し、心臓への負担を軽減させます。
病気が進行するつれ薬の量も種類も増えてしまうので、高額の治療費になってしまうこともあります。
柴犬がかかりやすい病気⑤ 股関節形成不全
遺伝的疾患でもありますが、発育時における過度の体重増加や滑りやすいフローリングなどによる股関節への負担などの生育環境が原因となり、股関節が変形する病気です。
歩き方に違和感が出たり後足が立たなくなるようなこともあります。
初期のうちは内科治療を行いますが、運動機能が損なわれている場合には手術が必要となります。
手術費用は、片足だけで約20万円、両足ともなるとさらに料金がかかってくるでしょう。
柴犬のペット保険の選び方
保険を選ぶときはどのようなことを考慮したほうかよいのでしょうか。
選び方のポイントをまとめてみました。
柴犬におすすめのペット保険の選び方① 補償内容と保険料のバランスを考える
当たり前のことですが補償額が高いほど、月々に支払う保険料も高くなります。
補償内容が充実していれば確かに安心ですが、基本的にペット保険は掛け捨てのため、無駄になってしまう場合もあります。
そのため、柴犬がなりやすい疾患に備える、もしくは現在の体質に合わせて保険を選ぶことをおすすめします。
例えばアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患の場合は通院による治療が中心なので、通院補償の日数がなるべく多いもので、手術や入院もある程度補償している保険が適しているでしょう。
また、もともと膝蓋骨脱臼になりやすい体質などであれば、手術をする可能性が高いので、入院や手術の補償内容が高い保険にしたほうが役に立つかもしれません。
補償内容は絶対にこれがいいというものはないので、補償内容と保険料のバランスをよく考えて決めるとよいでしょう。
柴犬におすすめのペット保険の選び方② トータルの保険料を計算する
柴犬の平均寿命は12~15年ほどと言われています。
そのため、もし15年生きたとしたらトータルで保険料がどのぐらいかかるのか、概算してペット保険を選ぶのもひとつの選択肢です。
というのも、一見保険料が安くても、高齢になってから急激に保険料が上がることがあるからです。
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