雨の日でも犬のお散歩はするべき?雨天時のお散歩3つのポイント

靴を履かずに歩く犬は、長時間濡れた地面を歩くことで、肉球が柔らかくなってきます。

雨の日の地面はそこになにかがあっても気づきにくく、普段なら大丈夫でも、柔らかくなった肉球で硬いものを踏んでしまうと、ケガをしてしまう可能性があります。

そういった危険を避けるために、レインブーツなど犬用の靴を履かせるということが、安全策になります。

水溜りの水を飲まないように注意

 

犬はいろんなところをクンクンするのが大好きです。

乾いたところをクンクン匂いを嗅ぐだけならいいのですが、雨の日はどこも濡れています。

特に水溜りなどは、さまざまな科学性物質や雑菌が溶け出し大変汚いですよね。

でも犬にはわかりません。

万が一ペロッとでも飲んでしまったら、その水溜りに犬にとって毒性のものが含まれていては大変です。

どこをクンクンしているか、なにも舐めていないか注意して見るようにしましょう。

お散歩後のケアは念入りに!!

注意したいのは散歩中だけではありません。

散歩から帰ってきたら、濡れた体を乾かし、足を拭いてあげる必要があります。

雨が降ると、大気の汚れや、木々やビルの汚れが雨水に混じり、地表に落ちてきます。

その中を愛犬は歩くので、衛生面から考えても、きれいに拭いてあげることが重要になります。

また、濡れた体を放置するのも体が冷えてしまい、健康に良くありませんので、完全に乾かしてあげましょう。

よほど濡れてしまったときは、シャワーに直行したほうが早い場合もありますので、ケースバイケースで判断するようにします。

濡れた愛犬のケア方法

先でもご紹介したように、雨で濡れた愛犬は、きちんとケアしてあげる必要があります。

雨水は決してきれいではありません。

さまざまな雑菌や化学物質が混じっているので、濡れた愛犬をそのままにしてしまうと、皮膚疾患の原因になってしまいます。

神経質になる必要はありませんが、愛犬を清潔にキープすることは健康管理の1つでもあります。

濡れてしまった愛犬のケア方法を濡れ具合別に見ていきましょう。

軽く濡れただけならタオルドライ

の濡れ具合がしっとりするくらいであれば、乾いたタオルでしっかり水分を拭き取ってあげましょう。

順番としては、頭、背中、お腹というふうに、汚れているところを最後にします。

タオルドライをした後に、濡れタオルで全身を拭いてあげます。

仕上げでブラッシングをして終了です。

足はシャワーやバケツで洗った方がベター

足は体と違い、直接地面を踏んで歩いているぶん、汚れていないように見えても肉球の間や指、爪の中などにも汚れが入り込んでいます。

濡れて雑菌だらけの足をそのままにしてしまうと、指間炎になってしまったり、その足で体を掻くことで、皮膚

また、その足で室内を歩き回ると、家中が汚れてしまいます。

そのため、体は濡れタオルで拭くだけであっても、足はシャワーやお湯を溜めたバケツできれいに洗う方がいいでしょう。

完全に濡れてしまったらシャワー

完全に雨で濡れてしまった場合は、拭いて乾かすということではなく、シャンプーまでするかしないかは汚れ次第ですが、最低限、シャワーで全身を流してあげるようにします。

のあとは、通常のシャワーの時と同様タオルドライをして、ドライヤーで完全に被毛を乾かしてあげるようにしましょう。

生乾きのままだと臭いの原因になったり、皮膚炎になってしまうことがあります。

雨の日のお散歩を快適に!「犬用レインコート」がおすすめ

ご紹介してきたように、雨の日の散歩では愛犬は必ず濡れてしまいます。

散歩だけでも大変なのに、帰宅後も愛犬をきれいに拭いて乾かして…となると、ますます散歩が憂鬱になってしまいますよね。

シングルコートの犬の場合、雨に当たると簡単に地肌まで濡れてしまいます。

そこで、少しでも愛犬が濡れないようにするために活用できるのが「犬用レインコート」になります。

レインコートには2種類あり、どちらを着させるか、ご自身の愛犬に合う方を選びましょう。

ロンパースタイプ

人間用のロンパース同様、犬のロンパースもつなぎになっていて、体だけでなく四肢までしっかり雨や泥跳ねから守ります。

愛犬が濡れる面積が少なく、泥跳ねで汚れる範囲も少なくて済みます。

また、ロンパースタイプのレインコートは防水製のものが多いので、帰宅後、レインコートを拭いてまた使うこともできますし、洗ったとしてもすぐに乾くので便利です。

デメリットとしては、どうしても着用に手間がかかるので、犬服に慣れていない愛犬だと嫌がってしまう可能性があります。

ポンチョタイプ

ンチョタイプのレインコートは、犬の体をすっぽり包み込むデザインで、袖などがついていないものが多く簡単に着脱できるので、犬服に慣れていない愛犬でもストレスなく着られるでしょう。

ただデメリットとして、ロンパースタイプと違い体を覆う面積が小さいので、本降りの雨やぬかるんだ地面などを歩くときには、かなり濡れたり汚れたりしてしまいます。

機能性とオシャレなデザインを兼ね備えたレインコートを選ぼう!

さまざまな犬用のレインコートがあり、どういうデザインを選ぶか迷いますね。