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湿度が高い梅雨時期には、愛犬の皮膚トラブルが起こりやすくなります。
特に多いのが、
- 膿皮症
- マラセチア皮膚炎
- アトピー性皮膚炎
になります。
特に膿皮症やマラセチア皮膚炎は、菌が繁殖して起こる場合があります。
湿度の高い時期は、愛犬の体や愛犬の身の回り(寝床やおもちゃなど)に菌が繁殖しやすいので、清潔を保つようにしましょう。
愛犬の体の対策
皮膚を清潔に保つため、シャンプー後はいつも以上に完全に内側から乾かすようにしましょう。
表面だけの乾燥では、被毛の中は水分が残ってしまい皮膚が蒸れて雑菌が繁殖してしまいます。
完全に乾かすことで、菌の増殖を防ぎます。
また生乾きの被毛は臭いの原因にもなります。
愛犬の身の回りグッズの対策
愛犬の寝床やブランケット、おもちゃなどは洗えるものは定期的に洗濯するようにします。
愛犬の体をどんなに清潔に保っていても、愛犬に触れるものが不衛生であれば、結果的に愛犬の皮膚炎症の原因になってしまいます。
梅雨時期のドライフードに注意!!
普段の食事でドライフードをあげている場合、ドライフードがカビないように注意が必要です。
ドライフードは大きなパックの方がお得に買えることが多いのですが、食べ切るのに時間がかかり、傷んでしまう可能性があります。
できれば、1~1ヶ月半で食べ切れるサイズを購入することをおすすめします。
また保管場所は冷蔵庫と考えがちですが、ドライフードをあげるときに冷蔵庫から出し入れする際に気温差が生じ、水分が発生し逆にカビの原因になってしまいます。
ドライフードは室内の涼しいところで保管するようにしましょう。
またドライフード用の真空ケースなどもありますので、そちらを利用するのもおすすめします。
飲み水や手作り食について
飲み水は1日何回か交換するようにします。
愛犬が舌で水を飲むので、よだれや被毛が水につき、雑菌が繁殖しています。
ひどい場合、水のせいで食中毒を起こしてしまいます。
また手作り食もまとめて作った場合、1食分ずつ冷凍保存するなどし、手作り食が痛まない工夫をしてください。
食中毒になったときの症状
愛犬が食中毒にならないのに越したことはありません。
ですが、万が一食中毒になってしまったとき、どんな症状なのか知っておくことで、いち早く気づき、愛犬を救ってあげられます。
愛犬の食中毒の症状
- 嘔吐
- 下痢
- 発熱
- 元気がなくなる
- 血便
- 泡を吐く
- 呼吸困難
- けいれん
基本的に犬は人間よりも強い消化器官を持っているので、人ほど痛んだ食べ物を食べたからといって、食中毒にはなりません。
多いのは、犬のとって毒となる食べ物を食べたときの食中毒が多いでしょう。
ただ痛んだ食べ物で食中毒を起こすのはゼロではないので、注意するのに越したことはありません。
愛犬に食中毒の症状が見られた場合は、必ず動物病院に行くようにしましょう。
まとめ
どうしても梅雨時期は散歩やドッグランなど、外でアクティブに動くことに制限がかかってしまいがちです。
ただでさえ、高温多湿で気分が沈みがちな私たちと愛犬たちですが、少しでも気分が上がるように、かわいいおもちゃで愛犬と室内遊びをし、かわいいレインコートを着せ、散歩に連れて行ってみてはいかがでしょうか?
私たちは愛犬が楽しそうにしてくれれば笑顔になれますし、愛犬も飼い主さんの嬉しそうな顔で楽しくなれます。
一緒に不快な梅雨を吹っ切りましょう!!