古来から犬は、生活を良いものにしてくれるパートナーであり、そして犬がいることで安心感をも与えてくれる存在だったのです。
犬の癒し効果とは?
近年では、人のパートナーとして共存してきた犬の「癒し」の効果が注目されています。
犬と触れ合うことで癒される理由は『オキシトシン』
犬と触れ合うことで、心が穏やかになり癒されますよね。
実は科学的にも立証されていて、人は犬と触れ合っているとき「オキシトシン」というホルモンが分泌されていることが分かっています。
「オキシトシン」は、出産時に陣痛を促したり、母乳の分泌を促す作用があります。
別名「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」「恋愛ホルモン」「抱擁ホルモン」「信頼ホルモン」など様々な異名を持っています。
そして「オキシトシン」は、以下のような効果をもたらしてくれます。
- 幸せな気分になる
- 脳や心が癒され、ストレスが緩和される
- 不安や恐怖心が減少する
- 体温の上昇
- 他者への信頼感が増す
- 学習意欲と記憶力向上
- 感染症予防
- 心臓機能を上げる
- 社会的になる など
犬の癒しの効果
このように科学的にも立証されている犬の癒し効果。
ニューヨークのバセット医療センターの実験では、「1歳半以上の643人の子供の不安度評価で、犬と一緒に暮らしている子供は不安反応が少ないことがわかった」など数々の実験結果によって犬の癒しの効果は認められ、世界的にも注目されています。
日本ではまだ浸透しつつある状況ですが、アメリカなどでは「セラピー犬」と呼ばれる犬が存在し、病院や養護学校などで「癒し」を目的として犬との触れ合いの機会が取り入れられ、セラピー犬が活躍しています。
家庭内でペットを飼う事も、アニマルセラピーの一種となります。
「ペットを飼っている人は飼っていない人より年間20%前後病院に行く回数が減った」というデータもあるそうです。
実際に、犬と暮らしたことがある人なら「癒し」を実感したことがあるのではないでしょうか。
犬の癒しの効果は絶大です。
犬を癒してあげたい!犬を癒す音楽について
人が犬に癒される効果については前述で紹介しましたが、犬だってストレスを感じます。
それなのに、人が犬と接することで分泌される「オキシトシン」は通常の3倍になるのに対し、犬は1.5倍しか分泌されないのだとか。
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