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どこまで耳の被毛を長く残すかで雰囲気はガラッと変わります。
お嬢様風のロングヘアの耳にするか、全体に丸くボリュームが出るように耳の被毛をカットすると、ミッキーマウスのような耳になり、もともと被毛が多い個体だと、耳に大きくボリュームを持たせることで、テディベアカットとは違う、ミッキーマウスやバニーカットにようになります。
ピーナッツカット(ムスタッシュ)
マズルが長めの個体におすすめするスタイルになります。
頰をスッキリカットしますが、マズルから口周りはボリュームを持たせます。
テディベアカットだとバランスが取れないというトイプードルでも、ピーナッツカットなら可愛くできるということが多いのでお試しください。
アフロカット
とにかく頭を大きく丸く仕上げます。
耳も含めて丸くなるので、インパクト大です!
頭を丸くし、体全身をやや短めにカットすることで個性的でポップな印象になります。
お手入れが大変なイメージがりますが、アフロカットの場合、ほかのスタイルに比べ、実は大変楽なのです。
ただし、アフロカットをするのにある程度顔まわり(頭)の被毛を伸ばさななければならないのと、被毛のボリュームがあるトイプードル限定でできるスタイルになります。
ラムカット
プードルといえば、昔から知られているのがラムカットですね。
顔や手足の先の被毛を刈って作るスタイルは、子羊(ラム)をイメージさせることから、ラムカットと呼ばれています。
最近では定番のスタイルから、全身のスタイルはラムカットですが、頭をモヒカンカットにしたり、耳を丸くミッキーマウスにしたりします。
また、尻尾のカットも丸くポンポンのように仕上げるのも人気があります。
このスタイルは顔を短くカットするので、顔のお手入れがしやすく、涙やけ対策にもなります。
マッシュルームカット
頭と耳を繋げて丸くカットするのがマッシュルームカットになります。
アフロカットは顔全体を丸くしますが、マッシュルームカットは頭と耳を丸くボリューミーに仕上げ、顔はキュッとコンパクトに仕上げます。
童話の中から出てきたキャラクターのような、ホワンとしたイメージになり、オスメス関係なく似合います。
また、きのこ部分(頭から耳)のボリュームをどれくらい出すかでも、出来上がりの印象はガラッと変わります。
マイアミカット
コンチネンタルクリップをご存知でしょうか。
ドッグショーなどでしか見ることがないスタイルですが、顔と足部分を皮膚が見えるくらい刈り込み、頭と上半身、手足首、尻尾の先だけ被毛をふわふわに残す、漫画の世界でいえば、お金持ちが飼っているプードルのスタイルです。
そんなスタイルはちょっとできないけど、トイプードルをプチセレブ系にしたいという人に人気なのが、マイアミカットになります。
顔はテディベアカットやピーナッツカットなどお好きなカットにし、全身を短めにカットします。
そして、手足首としっぽだけにボリュームを持たせてカットします。
このカットなら、暑い夏でも紫外線のダメージの心配もありません。
この記事のまとめ
- 体重:3.2〜4.5kgの小型犬、シングルコートで巻き毛
- 毛色:レッド、アプリコット、ブラック、ホワイト、クリーム、ブラウン、ブルーなど
- 性格:賢く物覚えが早い、好奇心旺盛で陽気。人やほかの動物に優しい。感受性が高く空気を読める
- サマーカットのメリット:①手入れが楽②毛玉ができにくい③見た目が涼しそう④シャンプーが楽になる⑤熱がこもりにくくなる⑥皮膚病対策になる⑦熱中症予防
- サマーカットのデメリット:①紫外線や害虫から肌を守れなくなる②体温調整ができなくなる③毛質が変わる④室内では体が冷えることも
- サマーカットの注意点:①短く切りすぎない②バリカンを肌に当てない③暑さ対策は継続する④グルーミングをする
- おすすめサマーカットスタイル:テディベアカット、モヒカンカット、垂れ耳カット、ピーナッツカット、アフロカット、ラムカット、マッシュルームカット、マイアミカット
トイプードルのサマーカットで人気のスタイルは? さいごに
とにかくトイプードルはトリミング必須の犬種になります。
どうせトリミングするならば、トイプードルが快適に過ごすことは大前提ではありますが、シーズン毎に可愛いカットで個性的にしてあげるのもアリではないでしょうか。
定番の人気を誇るトイプードルですが、時代時代で流行りのスタイルは変わります。
定番のカットに飽きてしまったら、いつものスタイルをキープしつつ、少しだけ流行を取り入れ、オリジナルのスタイルを作って見るなどいかがでしょうか。
ただし一見涼しくて良さそうに見えるサマーカットですが、犬の立場に立ってみると良いことばかりではないのですよね。
短すぎるカットには気を付けて、サマーカットを楽しみましょう。
あなたのトイプードルがより可愛く、快適な夏を過ごせますように。
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