年齢別による体のサイズ
シーズーの平均的な体のサイズを年齢別にみていきましょう。
シーズーの体重は生まれたときは170~180g前後、生後3ヵ月で1.5~1.8kg前後ほどの大きさになり、生後6ヵ月で3~4kg前後、生後10ヵ月で4~8kg前後、体高20~28cmほどへと成長していきます。
一般的には生後10ヵ月で体の大きさの変化がなくなり、その時点の大きさが成犬としてのサイズになります。
しかし、個体差により生後6ヵ月で大きさの変化がなくなり、すでにサイズが決まってくることもあれば、生後10ヵ月まで緩やかに成長を続けて大きくなる場合も。
成長過程に差があるのは、シーズーの特徴のひとつと言えるでしょう。
体格の差が大きい
シーズーは、個体差によって大きさの違いがずいぶんとあることも珍しくありません。
そのため生後3ヵ月ですでに体重が3kgぐらいになっていることもあります。
かといって、そのまま大きくなり続けるとは限らず、4kgぐらいで体重がストップすることも。
成長過程の段階で成犬のサイズを予想するときは、生後4ヵ月の体重の2倍ぐらい、と考えておけばよいと言われています。
しかし、一概にそれが当てはまるわけではなく、それ以上になることも。
体格の違いは遺伝的な要因によるところが大きいため、獣医師でも予想しづらいようです。
そのため、平均体重に当てはまらなくても、生後10ヵ月まで様子をみていくのがよいでしょう。
骨格に合った体型で育てる
前述の通り、シーズーは体格の差がありますが、これはそもそも骨格の違いによるもので、遺伝的な要因で決まります。
そのため、小柄なシーズーに育てたいからといって、えさの量を減らしたとしても、小さいサイズにすることはできません。
平均的なサイズより大きかったり小さかったりしても心配する必要はなく、大切なのは、その骨格に合った体型で育て、適正体重を維持していくことです。
シーズーは体格の大きさに関係なく太りやすい体質ですので、体重管理はしっかりとしていく必要があります。
太り過ぎると膝や腰に大きな負担がかかりますので、気をつけるようにしましょう。
まとめ
個体差によっては、成犬になったときの大きさが2倍近く違うこともありますが、決して珍しいことではありません。
それもシーズーの個性だったりしますので、その体格に合わせて無理のないように育ててあげましょう。
また、かわいくて、ついおやつをあげてしまいがちですが、太り過ぎないように気をつけてくださいね。
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