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動物病院って?なにをどこまでしてくれるところ?
動物病院は、お住まいの地域に必ずありますよね。
その病院の規模によって、出来る治療や検査は違ってきます。
基本的に動物病院でできることは、
- 予防接種
- 検診
- ケガや病気の診断と治療
- 肛門腺絞り
- 爪切り
など、愛犬のケアから病気・ケガの治療まで幅広く行ってくれます。
ただ、専門的な検査や治療などが必要なケースでは、一般的な動物病院ではできないことが多く、必要に応じて大学付属の動物病院や高度医療センターに転院することになります。
動物病院でかかる医療費はバラバラ
動物病院でかかる医療費は私たちがかかる病院と違い、公的保険制度がないので完全自由診療のため、病院によって医療費はバラバラになります。
そのため、同じ検査や治療をしていても、A病院では1000円でもB病院では3000円という医療費の差が生じることがあります。
トラブルを防ぐために、検査や治療などされる前にかかる費用を確認することをおすすめします。
また、愛犬が子犬のうちから、犬の医療保険に入るということも検討しましょう。
年齢が若いうちに医療保険に入ると月々の保険料が安く抑えられます。
動物病院には3種類あります!!
さて、動物病院と一言にいっても3種類あることはご存知でしょうか。
それぞれの特徴を知り、必要なときに必要な動物病院のお世話になりましょう。
かかりつけの動物病院
1番身近な存在の動物病院になります。
予防接種や検診含め、肛門腺絞りや爪切り、普段の健康管理までなんでも頼りにできる病院が、かかりつけの動物病院です。
愛犬の性格や健康な状態などをわかってくれている獣医さんは、いざ何かあったときの強い味方になります。
専門的な治療ができる大学附属病院・高度医療センター
どこにでもあるという病院ではありませんが、二次診療として、かかりつけ医の病院で行えないような検査や治療を、専門医の管理下で受けることができます。
お住まいの近くにない場合や、紹介状がないと診てもらえない場合などがあり、通常かかる動物病院より敷居は高いイメージがありますが、万が一愛犬が深刻な病気になったときなど、専門的な動物病院の存在は頼りになります。
また必要に応じ、セカンドオピニオンを受けたり、かかりつけ医と連携して治療に当たることなどもあります。
救急・夜間病院
かかりつけの動物病院が時間外診療をしていない場合や、病院の都合で必要なときに応じてもらえるかどうかはわかりません。
そのようなときに安心なのが、救急・夜間病院になります。
必要な治療や処置をし、状況に応じて緊急手術などをしてもらえ、後日のフォローはかかりつけ医に引き継がれます。
数少ない専門医の存在
私たち人の医療では、体調が悪い時には内科や皮膚科、眼科という風にそれぞれ科ごとに病院にかかります。
犬はほとんどの場合、全身をかかりつけ医の先生に診てもらうようになります。
大したことがない病気やケガであれば問題ありませんが、高齢化が進む犬社会では、がんになったり原因不明の難病、皮膚病になってしまうケースが少なくありません。
そんな中、現在の日本では大変数は少ないですが、それぞれ専門の分野で認定を受けている認定医が存在します。
例えば、獣医腫瘍科認定医は1種と2種があり、1種の資格を持つ認定医は42人(2017年5月)しかいません。
それ以外の専門医もそれぞれ人数は限られていますが、存在します。
万が一、ご自身の愛犬に何かがあったときのために調べておくのもいいかもしれません。
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