シニア犬(老犬)トイプードルにおすすめしたいドッグフード

運動量が減り、基礎代謝自体も低下してくると、比例するように食欲も減退してくる場合があります。

そうなってきたときに、今までと同じ量のドッグフードをあげてしまうと、内臓に負担をかけてしまう可能性が出てきます。

まずは、1日にあげるドッグフードの量はそのままで、あげる回数を増やしてみましょう。

それでも残す場合、食べられる分だけ食べさせ、完食させようと無理強いするのは避けましょう。

また、さらに回数を増やしてゆっくりあげてみて様子をみることをおすすめします。

ドッグフードを食べやすく小さく刻んだり、ふやかしてあげるのも効果的です。

2.嗅覚・味覚の低下

老化とともに、嗅覚・味覚も低下してきます。

犬は食べ物の匂いを嗅いで、食べたいか食べたくないかを判断しますので、嗅覚の低下でドッグフードの匂いがあまりわからないと、食欲がわかなくなっていきます。

対処法としてまず、ドッグフードをふやかします

ドッグフードは水分を含ませふやかすことで匂いが増すので、食欲増進するかもしれません。

それでも食べ残しがあるときには、ドッグフードをふやかす水をお肉の煮汁にし、トッピングにお肉を少し乗せてみましょう。

トイプードルが好きな匂いをつけてあげることで、食欲が戻ることがあります。

3.思い通りに動けないストレス

気持ちは走りたい!ジャンプしたい!でも、体が思うようについてこないという状態になってくると、老化を理解できないトイプードルにはストレスになってきます。

また、五感の衰えが進んでくると、トイプードルは不安になりがちです。

気分が憂鬱になってくると、食欲も落ちてきます。

飼い主さんがオーバーに構う必要はありませんが、一緒に過ごす時間を増やしたり、のんびり散歩に出かけたり、無理がない程度でおもちゃで一緒に遊んであげましょう。

外の空気を吸うだけでもリフレッシュになりますし、飼い主さんがそばにいてあげることで、トイプードルは安心することができます。

4.噛む力・飲み込む力の衰え

普段の食事を床にお皿を置いてあげている場合、食べる体勢がきつい可能性があります。

今までは大丈夫だったとしても、噛む力・飲み込む力の衰えが進んでくると、首を下げてドッグフードを口に入れ、噛んで飲み込むという作業が大変疲れることになります。

トイプードルの高さに合わせ、食べやすい食事台を使用するのをおすすめします。

また、最近では食べやすいように角度のついたフードボウルなどもありますので、そういったものを取り入れるのもいいでしょう。

あげ方を変えるだけで、食べたいのに食べづらいという問題が解決すれば、食欲が戻る可能性が十分あります。

シニア犬のトイプードルにあげる食事回数は?

上記でも、シニア期に入ったトイプードルの食事回数に触れました。

実際、シニア期に入ったら必ず、食事回数を増やさなければいけないわけではありません。

まずは、ご自身のトイプードルの健康状態を観察する必要があります。

目安として、1回の食事を残すようになったり、食べムラが出てきたときに、回数を増やすようにします。

それで解決するならば、その回数をキープするようにします。

またそれでも食べないなどというときには、先述したようにドッグフードをふやかしたり、トッピングを乗せたりといった対処法を試しましょう。

ドッグフードにプラスしてサプリメントをあげるのも効果あり

いつまでも元気でいてほしいトイプードルには、普段あげているドッグフードにプラスして、栄養補助的にサプリメントをあげることも効果的です。

特に、健康上心配なところを補うような、サプリメントを選んであげましょう。

サプリメントは数多くありますが、動物病院で取り扱っていることが多いので、迷ったときには獣医さんに相談をし、愛犬のトイプードルに合わせたものを選んであげるのがいいでしょう。

この記事のまとめ

シニア犬(老犬)トイプードルにおすすめしたいドッグフード
  • 体重3.2〜4.5kgmの小型犬。巻き毛のシングルコート
  • 毛色:ブラック、ホワイト、レッド、アプリコット、クリーム、ブラウン、ブルーなど
  • 性格:好奇心旺盛、遊ぶことが大好き、賢く物覚えが早い、感受性が強く優しい、人懐こい、甘えん坊、献身的
  • シニア犬用・成犬用のドッグフードの違い:消化しやすいタンパク質、カロリーが抑え気味、関節サポートなどの成分がプラス
  • シニア犬のドッグフード切り替え時期:目に見えて老化がわかるようになったら
  • シニアのトイプードルにおすすめのドッグフード:高タンパク・低カロリーのものを優先、体調に合わせた成分や原材料、無添加で良質、トイプードルに合わせた粒
  • ドッグフードを食べなくなる原因:体力や基礎代謝の低下、嗅覚・味覚の衰え、思い通りに動けないストレス、噛む力・飲み込む力の衰え
  • ドッグフードを食べないときの対処法:ドッグフードをふやかしたりトッピングを乗せる、食事回数を増やす、散歩や一緒に遊んであげる、食事台やボウルを使用する

シニア犬(老犬)トイプードルにおすすめしたいドッグフード さいごに

いつまでも元気で長生きしてもらいたい愛犬のために、年を重ねるごとに食にも気を配ってあげたいですよね。

できるだけ良質で、体のコンディションに合わせたフードを選んであげてください。

食べ物は健康維持の基本です。

良質な食事は健康で強い体を作ります!

みなさんのトイプードルたちが、いつまでも元気で楽しい毎日を贈りますように。

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