犬が顔を触るしぐさから読み取る犬の行動の理由

犬が顔を触るのはなぜ!?カーミングシグナル?

イングリッシュコッカースパニエル

人の場合、顔のどこかが痒かったり痛かったり、不快感があった時、思わず手が顔に伸びて、その場所を確認しますよね。

犬を観察していると、両手で顔を隠すように動かしていたり、片手で目をこする仕草を見せたりします。

シャカシャカシャカと気持ち良さそうに、後ろ足で顔の後ろをかくこともありますよね。

時々、中に人が入っているんではないかと思うくらい、人間臭い触り方をする場合も…

そんな行動1つ1つ、かわいいな〜と思ったり、あれ、かき過ぎじゃない!?と思ったりすることが犬との生活の中で必ずあります。

実際あの行動にはどんな意味があって、何かのサインなのでしょうか。

犬が顔を触るナゾに迫っていきます。

ぜひ、みなさんの愛犬の行動と照らし合わせてください!

犬も顔を洗う?犬が前足で顔をかく理由

犬が前足で顔をかく理由① かゆい場合

単純に頭や顔がかゆい場合、犬は前足で顔や頭をかくことがあります。

ノミやダニが原因の場合がありますので、ノミ・ダニ予防はしておいてあげましょう。

皮膚病の可能性もありますので、どこをかいているのかをチェックして、皮膚の状態がどうなっているのかを確認しましょう。

また前足で顔をかくことで目や皮膚に傷がつかないように注意しましょう。

耳がかゆい場合も、顔や頭をかいているように見えますので、特に垂れ耳の犬の場合は耳の中もチェックしてあげましょう。

まずは、かゆみがどこから来ているのか原因を探るようにします。

顔のパーツ(目・鼻・口・耳)をチェックする

被毛を掻き分け、皮膚の状態も忘れずにチェック!

かゆくて顔を掻いているときは、爪の長さもチェックしましょう。

長すぎる爪で顔を掻いていると、傷がついてしまうので、爪切り+ヤスリでなめらかに整えます。

犬が前足で顔をかく理由② 不快指数が高くなっている場合

猫が顔を洗うしぐさをよくしますが、このしぐさの理由には、湿度が上がってきて不快指数が高くなってきていることもあるのです。

「猫が顔を洗うと雨が降る」と言われるのは、この理由のためですが、猫だけではなく動物には天候の変化を感じ取る能力があると言われています。

犬が同じように湿度の高さを感じ取って前足で頭をかくようなしぐさをすることがあります。

猫のように顔を洗うしぐさをしたら、雨が降るのかどうかを確かめてみると意外と確率が高いかもしれませんね。

犬が快適な湿度は40〜60%

乾燥しすぎる環境でも、皮膚炎やアレルギーの炎症を起こしやすくなりますが、逆に湿度が高くても、皮膚疾患になりやすいです。

特に、ダブルコートの長毛種の犬種には注意してあげましょう。

犬が前足で顔をかく理由③ かまってほしい場合

顔がかゆいわけではないのに前足で顔を触るしぐさをする場合、不満を表している場合があります。

飼い主が赤ちゃんのお世話に忙しい場合、テレビゲームなどに夢中になっている場合、訪ねてきた友人とのおしゃべりに夢中になっている場合、犬は少しずつ自分がかまってもらえないことに不満を募らせていきます。

愛犬にかまってあげている時間が少なかったと気がついたら、犬が前足で顔を触るしぐさをしていないか確認してみましょう。

顔を触るしぐさをして寂しそうにしていたら、遊んであげたり話しかけたりしてかまってあげるようにしましょう。

常に犬中心で生活をしてしまうと、厄介な構ってちゃん犬になってしまいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です