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パピヨンの基本情報
パピヨンの歴史は長く、かつてはヨーロッパの貴族たちに愛され、現在でも世界中の人に愛されている愛玩犬の代表的な犬種になります。
体は小さいながらもバランスの取れた体つきをしています。
また、賢いことでも有名なパピヨン。
しつけトレーニングなども苦労なく覚えることが多く、犬を飼うことが初めての人にも飼いやすいのも魅力の1つではないでしょうか。
パピヨンの身体的特徴
- 大きさ:小型犬
- 体重:3.2~4.5kg
- 体高:20~28cm
- 被毛の長さ:長毛腫
- 被毛のタイプ:イギリス系はシングルコート スウェーデン系はダブルコート
- 毛色:ブラウン&ホワイト、セーブル、フォーン&ホワイト、ブラック&ホワイトなど。
- 平均寿命:12~16歳
- 価格相場:10~30万円(購入場所や、パピヨンの血統、見た目の良さにより、価格はそれ以上に上がる場合あり)
パピヨンの特徴は、大きな立ち耳に華やかな飾り毛になります。
抜け毛もさほど多い犬種ではなく、トリミングも必要ないので、お手入れは手間がかかりません。
また、パピヨンは大変活発で、小型犬ではありますが、毎日一定量の運動が必要になります。
毎日の散歩を日課とするようにしましょう。
比較的な丈夫なパピヨンですが、手足の骨が細く関節も強いとはいえないので、ダッシュやジャンプといった負担がかかる動きには注意するようにしてください。
パピヨンの性格・気質
- 明るく好奇心旺盛
- 活発
- 賢く物覚えが早い
- 神経質な面あり
- 感受性が強い
- 人懐こい
- プライドが高い
パピヨンは、全犬種の中でも賢いとされる犬種になります。
しつけトレーニングなどは早々にマスターすることも可能です。
ただし、賢さゆえにどう立ち回ったら、飼い主さんがこうしてくれるなど、自分の欲求を通すために悪知恵を働かせることもあります。
そこもかわいさの1つにはなりますが、度を越すとわがままパピヨンになってしまうので、いいこと悪いことに関しては、子犬のうちからしっかり教えていくようにしましょう。
家の中が臭い!?うちのパピヨンのせい?
普段の生活の中では気づかなくても、外出先から帰宅したときなど、「あれ?なんか臭いぞ?」と思うことがありませんか?
または、犬を飼っていない人が自宅に来たときに指摘されたり…
- それはパピヨン体臭のせいなの?
- それ以外にも原因がるの?
- どうしたら解決するの?
といった疑問を、今回は詳しくご紹介していきます。
ぜひ参考になさり、ご自宅を爽やかな空間にしてしまいましょう。
体を清潔に保つ
パピヨンは体臭が少ないほうで、臭いが気になるというようなことは、あまりないでしょう。
しかし、普段のお手入れを怠れば体は臭くなってしまいますので、日頃からブラッシングをして、ほこりやごみを取り除いたり、最低でも月1回はシャンプーをするなどして、体を清潔に保つようにしましょう。
また、涙の量も多いほうですので、涙焼けが付いているときは濡らしたコットンで拭き取り、きれいにしておくことも忘れずに。
涙焼けは放っておくと菌が繁殖し、臭いの原因になります。
そのほかにも、肛門まわりの毛を短くカットしておくと汚れが付きにくくなり、臭いの対策になるでしょう。
パピヨンのシャンプーのポイント
パピヨンにはどんなシャンプーを使ったらいいでしょうか。
犬の皮膚は人間の皮膚より大変薄く、繊細です。
人間用のシャンプーは、パピヨンにとって刺激が強いので使わないようにしましょう。
犬用のシャンプーも、極力自然由来の物を選ぶことをおすすめします。
合わないシャンプーを使ってしまうと、パピヨンの皮膚が炎症を起こしてしまうので注意しましょう。
シャンプー後のドライが重要
パピヨンの臭い対策としては、シャンプーをすること以上に大切なのは、乾かすことになります。
シャンプー後、放置して自然乾燥や、表面だけ乾燥させて中がまだ濡れているという状態にしてしまうと、長時間、被毛の中が蒸れた状態となり臭いの原因になってしまいます。
シャンプー後は十分にタオルドライをし、必ずドライヤーで被毛を完全に乾かしてあげるようにしましょう。
ドライヤーをかけながらブラッシングをすることで、中までドライヤーの風が当たり乾きが速くなるのと、被毛がふわふわときれいに仕上がります。
耳のケアをする
ときどき、パピヨンの耳から悪臭がする…なんてことがあったりします。
もちろん正常な状態でしたら、そんなことはありませんが、臭いがきついときは耳垢が溜まって汚れていたり、炎症を起こしていたりする可能性が。
もしそのようになってしまったら、耳はデリケートな部分ですので、むやみやたらに触ったりせずに、動物病院で診察を受けるようにしましょう。
パピヨンの耳掃除の方法は?
犬用の耳掃除グッズとして、イヤークリーナーというものがあります。
大変便利なものではありますが、耳の奥にクリーナーが残ってしまい、それが原因で耳の炎症を起こすということがあるので、獣医さんからの指示があるときだけ使うようにしましょう。
ただし、イヤークリーナーをコットンなどに湿らせ、コットンが届く範囲だけ拭くという使い方は有効になります。
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