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ビタミンDや免疫力を高めてくれるβ-グルカン、皮膚や被毛の健康を保ってくれるビタミンBが含まれているので、積極的に使いたい食材でもあります。
注意したいのは、キノコ類は食物繊維が豊富なので、あげすぎてしまうと下痢をしてしまう場合があるので、少量をあげるようにしてください。
ヨーグルト・納豆
犬のお腹の中にも善玉菌と悪玉菌が共存しています。
お腹の調子を整えるため、善玉菌が多く含まれるヨーグルト・納豆は愛犬の腸内バランスを整える手伝いをしてくれます。
ヨーグルトは必ず無糖のものを使うようにしましょう。
シニア犬にサプリメント!?
最近ではさまざまな犬用のサプリメントがあります。
サプリメントは薬ではないので、服用したからすぐに効果が現れることはありません。
ただ逆に、薬ではないので副作用というものもないでしょう。
栄養補助食品としてご飯のトッピングにしたり、持病を持っている愛犬であれば、そこを補えるようなサプリメントをあげることも一定の効果が期待できます。
療法食同様、動物病院ではさまざまなサプリメントも扱っています。
愛犬の健康チェックのときに相談をし、愛犬に合うサプリメントをすすめてもらうのもいいでしょう。
フードを食べない代わりにおやつはNG
食欲にムラが出やすいシニア期ですが、食べないからといって、おやつなら~とおやつばかり上げてしまうのはNG行為になります。
理由としては、
- おやつは嗜好品なので必要な栄養が摂取できない
- おやつしか食べなくなってしまう
などがあります。
おやつは元々嗜好性が高いので、おいしそうな匂いがして食欲がなくてもおやつは食べるという場合が多くあります。
フードを食べないと、心配でついおやつをあげてしまいたくなりますが、それでは栄養が足りません。
またおやつをあげ続けてしまうと、ますますフードを食べないという状況に陥ってしまいます。
おやつの役割はあくまでもおやつとして、愛犬の食ムラの非常食には使わないようにしましょう。
どうしても食欲が出ないシニア犬へ裏技?!
あの手この手を試しても、どうしても食が進まないシニア犬。
困ってしまいますよね。
そんな時には、普段のドライフードでも手作り食に混ぜてでもいいので、レバーを混ぜてみましょう。
レバーは牛、豚、鶏とありますが、基本的にはどれでも大丈夫です。
レバーは栄養価が非常に高く、犬が好む味なのでなかなか食欲がないシニア犬でも食べれるかもしれません。
ただどうしても他の部位と違ってコレステロールが高いのと、ビタミンAが多いので摂取過多にならないように、食べ過ぎには要注意です。
シニア犬に食欲が出るように手作り食レシピ
「食」は元気で長生きするための最大のキーです。
シニアになったら、今まで以上に質のいい食事をさせて元気でいてもらいたいですよね。
毎日は無理でも、少し食欲がなさそうに見える時や、飼い主さんに時間がある時、愛情いっぱいの手作りご飯をあげて見ませんか?
あったかい犬用クリームシチュー
クリームシチューは体が温まりますし、水分補給にもいいです。
いろんな野菜を柔らかく煮ることで、シニア犬でも無理なく食べられます。
- 基本のレシピ
- とりむね肉 45g
- キャベツや白菜 20g
- ブロッコリー、にんじん 適量
- じゃがいも 30g
- 豆乳 100cc
- 水 100cc
- それぞれの材料を小さく切ります。
- 肉を炒めて1度取り出し、野菜を水で煮ていきます。
- 野菜が柔らかくなり、水の量も減ってきたら、そこへ肉を戻し豆乳を入れます。
- 軽く沸騰したら完成です。
お好みでとろみが欲しければ、片栗粉を水で溶き流し入れて、とろみをつけてください。
応用で、野菜に変化をつけたり、ジャガイモではなくご飯に変えてもいいですよね。
きのこ類も体にいいですよ。
この記事のまとめ
- 体重3.2〜4.5kgの小型犬、巻き毛のシングルコート
- 毛色:ブラック、ホワイト、レッド、アプリコット、クリーム、ブラウン、ブルーなど
- 性格:好奇心旺盛、感受性が強い、賢く物覚えが早い、人懐こい、甘えん坊、社交的
- シニア犬がご飯を食べない原因:病気によって食欲不振、加齢による嗅覚や味覚の衰え、咀嚼など筋力の衰え、歯が弱くなる、老化により食欲が減退する
- シニアのトイプードルの食事量の見直し時:食欲が落ちてきたように見える時、今までと同じ量のフードでも体重が増えていく場合
- シニアのトイプードルの食事回数:1日に食べる量を3〜4回に分けてあげる
- シニア用フードの切り替え時期:明らかに運動量が減ってきた、食欲がなくなってきたなど
- 食事は食べる姿勢にも注意:ご飯テーブルや角度の付いたボウルなどを活用
- 手作り食をあげるメリット:水分補給、食欲が増す、食べる楽しみができる、愛犬に合わせた食事を作れる
- シニア犬の手作り食「おすすめ食材」:低脂質で高タンパク質のお肉、キノコ類、ヨーグルト・納豆
- フードを食べない代わりにおやつはNG
シニア犬のトイプードル、何だか食欲がないみたい。どうしたらいい!? さいごに
いつまでも健康で長生きしてほしいのが、飼い主である私たちの願いになります。
どんなに年を取って動きがゆっくりになろうが、できないことが増えていこうが、病気などなく、健康なシニア期を過ごしてほしいと思いますよね。
そのため私たち飼い主は、愛犬の体調に合わせ食事管理をしていく必要があります。
成犬期よりもマメに健康チェックをし、些細な変化にも対応できるようにしていきましょう。
みなさんの愛犬たちが、元気なシニアライフを楽しめますように。
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