ときどき、フレンチブルドッグは穏やかな性格と聞いていたのに、実際に飼ってみたら攻撃な態度をとる、というように言われる飼い主の方もいたりします。
これは社会化不足が大きく関係しおり、そのせいで何にでも過剰に反応する性格になってしまったからです。
社会化のトレーニングは成犬になってからの性格や行動に大きく影響してくるので、非常に大切と言えます。
社会化に必要なトレーニングとは?
社会化のトレーニングで、これだけは絶対にやっておくべきことを挙げてみました。
知らない物音に慣らす
子犬にとっては、外から聞こえてくる物音などは、それが何なのかさっぱりわからない不思議なものです。
そのため、少しずつそれらに慣らす必要があります。
日頃から、犬を抱きかかえてベランダや窓から外の景色を見せたり、音を聞かせたりしておくとよいでしょう。
こうすることで、外出しても車の音や人の声などに怯えるようなことが少なくなり、相手に向かって吠えるようなことをしない穏やかな性格になっていきます。
ほかの犬や家族以外の人に積極的に接する
子犬の頃から、ほかの犬や家族以外の人と接する機会を多く持つようにしましょう。
警戒心が少ない子犬の時期は、ほかの犬を受け入れていくことが比較的容易にでき、すぐに仲良くなれます。
そして子犬同士で一緒に遊んで過ごす中で、犬同士の接し方を学んでいきます。
このようなことを身につけると、ドッグランにも行かれるようになるため、犬にとっても飼い主にとっても、散歩以外の楽しみが増えるのではないでしょうか。
また、家族以外の人にもなるべく接するようにするのも非常に大切です。
知らない人に慣れていないと、とくに困るのが動物病院での診察。
過度に怯えて暴れてしまうことも少なくありません。
そうなってしまうと治療がままならない状態になってしまいます。
やってはいけないことを覚えさせる
人間と生活していく上では、やってはいけないことも甘やかさずに教えていく必要があります。
これをきちんとやっておかないと、攻撃的な性格になったり、誰かを噛んでケガさせたりといった問題行動を起こす犬になってしまいます。
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