PRAは遺伝的な病気で、残念ながら最終的に失明してしまうものですが、不幸中の幸いとして、痛みは全く生じません。
犬は嗅覚、聴覚にすぐれているため、環境が変わらない限り、多くの場合は環境を覚えていて、上手に暮らしていくことができます。
白内障
犬種としては、プードル、コッカー・スパニエル、ビーグル、ミニチュア・シュナウザーなどで発生が多くみられます。
ほとんどの白内障は、遺伝性ですが、糖尿病や外傷、内分泌性疾患に伴って後天的にみられる場合もあります。
病気の定義
眼球の中のレンズが、透明性を維持できなくなって、白濁した状態を白内障とよびます。
症状
以下のような症状が見られたら、注意が必要です。
- 黒目の一部または全部が白く濁って見える
- 物にぶつかる
初期は、視力障害は認められませんが、進行に伴って視力障害が認められるようになります。
診断
・生化学検査:糖尿病や白内障など白内障の原因となる病気の除外をします。
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