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トイプードルの医療費は病院によって異なる!?
犬や猫などの診療費は、病院によって値段に開きがあります。
その理由は、標準料金を定めることが独占禁止法に触れるためです。
病院の自由意思により医療費を決めることで、他の病院との競争や差別化を促すようにしているのです。
一般的に地方よりも都心部のほうが、医療費が高い傾向にあります。
トイプードルの皮膚病治療にかかる費用は?
皮膚病の治療にかかる費用は、病気の進行具合や治療方法により異なります。
ここでは標準の診察代金を表示しています。
皮膚病治療にかかる費用は、
- 診察料 初診:1,500円 再診:700円
- 皮膚検査 1,000円
- 真菌培養検査 2,500円
- 処置費用 2,000円~7,000円(投薬、注射、バリカンなど)
- 外用薬 3,000円
- 内服薬 3,000円
- シャンプー 3,000円
というのが相場です。
1回の診察で、10,000~15,000円ほどかかります。
皮膚病治療で注意する点は、一度の来院で完治することはあまりないということです。
症状にもよりますが2~4週間に一度の通院を、3~6か月は継続する可能性があります。
その度ごとに相応の費用がかかります。
ということは完治するまでに 15,000円×2回×3か月=90,000円 が、最低でもかかるという計算になります。
ただし皮膚病治療の場合は通院が基本なので、入院費用は考えなくても大丈夫でしょう。
トイプードルの医療費を安くするには?
ペットの医療費は決して安くないので、家計を圧迫します。
少しでも安く済ませるにはどうすれば良いでしょうか。
早期発見
なんだそんなことと思いがちですが、早期発見できるか否かで、医療費は格段に違ってきます。
発見が遅ければ遅いほど治療も長引き、その分治療費用がかさんでいきます。
病院で診てもらうとなにがしかの料金はかかりますが、早めに病院へ行った方が結果的に安く済んだりするのです。
ペット保険への加入
毎月の保険代はかかりますが、いざという時に助かります。
保険には様々なものがあり、皮膚病の場合は、手術や入院を伴わない病気を保障してくれるタイプがおすすめです。
保険料の支払いには細かい規定があるので、加入前によく読んでおきましょう。
病院を変えてみる
もしも今の病院に不満があるのであれば、病院を変えてみるのもいいかもしれません。
近所で犬を飼っている人に聞いてみるのも良いでしょう。
ただし今の病院よりも医療費が安くなるかは、その時になってみないと分からないこともあります。
皮膚病は治るのに時間がかかる病気なので、医療費がかさんでいく可能性があります。
トイプードルの不調にはできるだけ早めに気付いて、軽症のうちに治していくことが医療費軽減にもつながります。
参考:日本獣医師会による調査結果(平成27年度) 参考URL:http://nichiju.lin.gr.jp/small/ryokin.html
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