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犬はピーナッツを食べても大丈夫?
犬にピーナッツは、少量であれば、食べさせても大丈夫です。
同じナッツ類である、マカダミアナッツなどは、中毒を起こすことが多いので、絶対食べさせてはいけないと言われていますが、ピーナッツ自体は犬にとって毒になる成分は含まれていません。
ピーナッツは、人が食べる時と同じように、食べ方によって、犬にとっても体にいい食べ物になります。
では、犬にとってのピーナッツの栄養素や、どうやって食べさせるのが効果的なのかなど、ご紹介していきます。
ピーナッツの栄養素・効用
大量のビタミンEで、犬のアンチエイジング
ピーナッツにはビタミンEがたくさん含まれています。
ビタミンEは強い抗酸化作用があることは有名で、細胞の老化を防ぎ、強く健康的に保つことができます。
ピーナッツに含まれるレシチンで犬が賢くなる?!
ピーナッツにはレシチンという成分が含まれています。
この成分は、脳の神経細胞の働きを活性化させる働きがあるといわれています。
人が食べると、記憶力が良くなるといわれています。
犬にとっても脳の活性化に繋がり、痴呆予防に効果が期待されます。
ピーナッツに含まれる脂質で犬の動脈硬化を予防
ピーナッツの約50%が脂質です。
ただその脂質にはオレイン酸とリノール酸が多く含まれ、それらは悪玉コレステロールを減らしてくれる働きをします。
そして、それだけではなく、コレステロールを下げる働きをしてくれることもわかっています。
多く摂取しすぎは問題ですが、適量摂取することで、動脈硬化などに効果が期待できます。
犬にピーナッツはダメといわれる理由
こうして見ていくと、良いことだらけなような気がしますよね?
でも、ピーナッツは犬にあげるべきではないという意見があるのも事実です。
ではなぜ、ピーナッツはダメという風に言われるのでしょうか。
犬にピーナッツがダメな理由1. 高カロリー
ご紹介したとおり、ピーナッツには脂質がたくさん含まれています。
1粒1粒が小さいので、ついあげすぎてしまうこともあるでしょう。