犬はピーナッツを食べてもいい?犬のピーナッツの栄養素や与える際の注意点

そうなると、どんなに体にいいといわれていても、太る原因になります。

また、人が脂っこいものを食べすぎて、胸焼けを起こすように、犬も食べ過ぎることで、下痢や嘔吐をすることがあります。

犬にピーナッツがダメな理由2. 消化が悪い

ピーナッツ自体、消化が良くない食べ物なので、犬がたくさん食べてしまうと、うまく消化できずにピーナッツが腸で詰まってしまう危険性がゼロではありません。

腸閉塞などになった場合、命の危険があるので、ピーナッツをあげること自体は問題なくても、きちんと安全なあげ方をしないと、犬を危険にさらすことになります。

犬にピーナッツをあげる量とあげ方

犬にピーナッツをあげる方法

犬にピーナッツをあげる時には、ピーナッツを食べた後の犬の反応がわからないので、初めてあげる時には1〜2粒など、少量あげて様子を見ます。

食後の反応として、元気がなくなったり嘔吐しないかを観察します。

そして、翌日のウンチの状態が正常かを見て、今後、ピーナッツをあげてもいいかどうか判断しましょう。

犬にピーナッツはどれくらいあげても大丈夫?

どんなに体に良いといわれるピーナッツですが、あげすぎは良くありません。

ピーナッツ自体ご紹介したように、50%近くが脂質なので、食べ過ぎは当然太ってしまいます。

また、ピーナッツにはマグネシウムやリンも多く含むので、食べ過ぎは結石の原因にもなります。

ピーナッツは1粒で4kcalあります。

犬の大きさによって、食べる量は変わってきますが、基本的には、

  • 小型犬5粒前後
  • 中型犬10粒前後
  • 大型犬で15粒前後
が適量といえます。

ただし、犬には個体差があるので、あげる方法でご紹介したように、最初は少量からあげてみて、犬の体調を確認した上で、量を調整していきましょう。

無添加のピーナッツバターは犬におすすめ

市販されているピーナッツバターは、砂糖たっぷりで、いろいろピーナッツ以外の材料が使われていることが多いので、あまりおすすめはしません。

でも中には、ピーナッツのみで、砂糖も乳化剤も安定剤などの添加物などを一切使わずに作った、安全なピーナッツバターがあります。

そういったピーナッツバターであれば、薬を飲ませる時に薬を包んだり、手作りのおやつ作りに、味のアクセントにほんの少し入れてあげることもできます。

飼い主さん自身も、そこにハチミツを混ぜたりすれば、おいしく、ヘルシーなピーナッツバターをいただけます。

犬にピーナッツをあげるときの注意点

犬にピーナッツをあげるときは、そのままの形であげない

ピーナッツは消化しにくい食べ物になります。

また、犬はよく噛んで食べるということをしません。

当然、ピーナッツを1粒そのままあげると、ほとんど噛むことなく、飲み込みます。