シーズーの飼い方
シーズーを自宅に迎えたら、はじめのうちは必要以上に構わないようにしてください。
嬉しさのあまりつい触ったり抱っこしたりしたくなりますが、グッと我慢しましょう。
初めての場所に連れてこられたシーズーは不安な気持ちでいっぱいなので、ここが安全な場所だと理解してくれまではたまに声を掛ける程度に留め、それ以外はそっとしておきましょう。
水やご飯を与えても最初は口にしないかもしれませんが、慣れてきたら自然に食べますので過剰に心配する必要はありません。
シーズーの性格にもよりますが、3日ほどするとシッポを振ったりちょっと歩み寄ってきたりと、何らかの反応を示すようになります。
シーズーが自分から近寄ってくるまでは優しく見守ることが大切です。
シーズーを飼ったらすぐに必要なもの
まずはトイレとケージが必要です。
できればケージの中にトイレを置ける環境が理想ですが、それぞれの都合に合わせて選ぶと良いでしょう。
犬は排泄の前にくるくる回る習性がありますので、小さすぎないトイレを用意します。
ケージはシーズーが落ち着く場所を確保するために必要です。
中にはベッドや布団などを敷いて過ごしやすくしてあげましょう。
冬であればヒーターや犬用のコタツを用意します。
特に子犬のうちは寒さに弱いので、ケージを置く室内も暖かくしておきましょう。
そして首輪も必要です。
「うちのコ」の印になる大切なものになるので、抜けないようにサイズの合ったものを選びましょう。
ブリーダーやペットショップによっては、首輪を持参するように言われるところもあります。
聞いていなかったと慌てないよう、事前に確認しておきましょう。
ご飯の器とフードも、迎える当日から必要になります。
シーズーは下の歯が前に出た受け口で、短頭種に多く見られる「アンダーショット」と呼ばれる顎の形をしています。
このタイプの犬は、床に置くタイプの器だと水やご飯を上手く口に運ぶことができません。
そのため、壁掛け(ケージ掛け)タイプの給水器や斜めに置く食器台などを用意する必要があります。
底が深い器も苦手なので、浅めのものを用意してください。
フードは、できればブリーダーやペットショップで与えていたものを引き続き与えるようにします。
個体によって食べ方や与え方が異なるので、引き取りの際にきちんと教えてもらいましょう。
シーズーを飼った後で徐々に揃えていくもの
シーズーの被毛を美しく清潔に整えるためのブラシが必要です。
シーズーの毛は細いので、ブラシも目の細かいものが適しています。
シーズーが慣れてきてワクチン接種も済んだら、散歩に連れて行くためのリードが必要です。
シーズーはそれほど力が強くないので、デザイン重視で選んで問題ないでしょう。
子犬の場合はしつけと危険管理の意味からロングリードは避け、2m以内の短いリードを使用します。
また、足拭きやウンチ袋、お散歩バッグも必要です。
その他シーズーを飼うのに必要なものには、歯ブラシや洋服、カーペット、髪飾り、迷子札などが挙げられます。
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