ミニチュアピンシャーの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

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ミニチュアピンシャーの基本情報

ミニチュアピンシャーは、ドーベルマンを小型犬にしたような犬、というのがぴったりの表現ではないでしょうか。
小型犬にも関わらず、堂々とした佇まいをしており、凛々しい印象を受けます。

また、もともと、ねずみ捕りのために飼育されていたこともあり、活発で運動好きな性格です。
そのうえ頭もよく、高い状況判断力を持ち合わせています。
ただし、自尊心が高い一面があるので、あくまでも飼い主がリーダーだということを認識させていかないと、言うことを聞かなくなる可能性があります。

また、日々のお手入れは、ほかの犬種と比べて手間がかからないほうなので、初めてでも安心して飼うことができるでしょう。

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ドーベルマンの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

6月 10th 2018

ミニチュアピンシャーの歴史

ミニチュアピンシャーはドイツ原産の犬です。
体型や毛色がドーベルマンに似ているほか、同じドイツ原産ということもあり、ドーベルマンを小型化して作られたと思われがちです。
しかし実際は全く異なる犬種で、ジャーマンピンシャーが祖先になります。
そしてのちに小型化され、ネズミなどの小害獣駆除に用いられていました。

起源ははっきりとわかっていませんが、17世紀には絵画の中に、ミニチュアピンシャーに似た犬が描かれていたと言われています。

現在は愛玩犬として飼われていますが、活発で機敏な素質は、今もなお引き継がれて繁殖されています。

ミニチュアピンシャー

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ドーベルマン

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ミニチュアピンシャーの特徴

イングリッシュトイテリアと容姿が似ているため、間違われることが度々あるミニチュアピンシャーですが、身体的な特徴はどのようなものなのでしょうか。

ミニチュアピンシャーの体格

ミニチュアピンシャーは、体長と体高がほとんど同じ長さで、すらっとした体型をしています。
全体的に体は引き締まっており、短くて艶やかな被毛に覆われています。
また、体重は4~6kg、体高は25~30cmぐらいが理想と言われています。

ミニチュアピンシャーの被毛

ミニチュアピンシャーの被毛は、シングルコートと呼ばれる一重構造になっています。
そのおかげで換毛期がないため、大量の抜け毛の処理に毎日追われるようなことはありません。
被毛の長さは短く、密集して生えています。

ミニチュアピンシャーの毛色の種類

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ミニチュアピンシャーの毛色は、

  • レッド:赤みを帯びたブラウン
  • ダークレッドブラウン:暗めの茶褐色
  • ディアレッド:鹿の毛色のようなブラウン
  • チョコレートタン:チョコレート色のようなブラウンにタン(黄褐色)が、目の上や喉、胸、パスターンに入っている2色の毛色
  • ブラックタン:チョコレートタンと同じく、ブラックにタンが入った2色の毛色

などが存在します。

ミニチュアピンシャーの毛色を選ぶときの注意点

前述した毛色は、スタンダード犬(犬種標準)として認められているものですが、それ以外にもさまざまな毛色が存在します。

あまり見たことがないスタンダード外の毛色は、その珍しさから魅力的に感じるかもしれませんが、購入するときは注意が必要です。
というのも、疾患などの健康面を配慮せず、レアカラーだけを追求して繁殖している悪質なブリーダーがいるからです。

一見、元気そうで問題がなさそうに見えても、成犬になってから疾患が発症するようなことも少なくありません。
毛色だけにとらわれず、健康面もしっかり考慮して選ぶようにしましょう。

また、スタンダード外の毛色の種類は非常に多く、ここで全てを挙げることはできないので、以下を参考に確認してみてください。

ミニチュアピンシャーの価格相場

ミニチュアピンシャー子犬の価格

ミニチュアピンシャーの子犬の販売価格は、だいたい10~20万円前後です。
個体によって大きな価格差があることが特徴的な犬種です。

ミニチュアピンシャーを迎えるにはペットショップやブリーダーから

ミニチュアピンシャーの子犬は、ペットショップやブリーダーから迎えることが一般的です。

最も手軽に利用できるのはペットショップのメリットですが、ブリーダーから購入する場合には、親犬の健康状態や飼育環境を確認することができるというメリットがあります。
また、仲介料がかからない分ペットショップよりも安い金額で購入することができるといったメリットもあります。

ミニチュアピンシャーを迎える手段としては他にも、里親制度があります。
日本では毎年1万匹以上もの行き場を失った犬が殺処分されています。
その中にはミニチュアピンシャーも含まれていて、里親募集に出されているミニチュアピンシャーも少なくありません。
子犬かどうかや毛色などに強いこだわりがない場合には、ぜひ一度里親制度をご検討されてみてはどうでしょうか。

価格相場の違いとは?

相場の価格差が大きなミニチュアピンシャーですが、価格を決める要因となる主な理由をいくつかご紹介します。

◆大きさ

ミニチュアピンシャーの体重は犬種標準(スタンダード)として4~6kgが理想と言われていますが、規格外の大きさになることが少なくありません。
そのため、規格内の子犬は高額に、規格外の子犬は金額が安くなる傾向があります。

◆血統

親犬がドッグシょーでチャンピオンを獲得している場合などには、その子犬についても金額が上がります。
先ほどの大きさだけに関わらず、犬種標準(スタンダード)に近ければ近いほど高額となります。

◆毛色

ミニチュアピンシャーは毛色によっても価格が異なります。
一般的なカラーであるブラックタン、レッド、チョコレートタンの中では、ブラックタンが最も高額となるようです。

ミニチュアピンシャーの性格・気質

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