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犬の年齢を人間に換算すると?
私たち人間と犬とでは年の取り方が異なります。
では、犬の年齢は人間に換算すると何歳ぐらいに相当するのでしょうか。
小型犬・中型犬の場合、1年に4歳ずつ年を取る
小型犬・中型犬の年齢は人間に換算すると、
- 犬の生後(以下省略)1カ月→1歳
- 3カ月→5歳
- 6か月→9歳
- 1歳→17~18歳
- 2歳→24歳
- 3歳→28歳
といったかんじで、1歳を過ぎると1年で4歳ずつ年を取っていきます。
そして体の機能が変化してくる7歳になると44歳、シニア犬と言われる10歳で56歳、12歳で64歳、15歳で76歳に相当します。
小型・中型犬の場合、成犬になるのは早いのですが、それ以降年の取り方がゆっくりになっていきます。
大型犬の場合、1年に7歳ずつ年を取る
小型犬・中型犬と大型犬とでは、年を取るスピードが異なります。
大型犬の場合は、
- 生後3カ月→2歳
- 6か月→6歳
- 1歳→12歳
- 2歳→19歳
- 3歳→26歳
といったように、1年で7歳ずつ年を取っていきます。
そしてシニア期をまもなく迎える5歳では44歳、7歳で54歳、10歳で75歳 12歳で89歳に換算されます。
このように比べてみると、小型犬・中型犬は成長が早いですが老化は遅く、大型犬は子犬の頃はゆっくり成長しますが、老化のスピードが早いのがわかります。
犬の社会化期は生後3週間〜12週間
犬の社会化期はとても大事と聞きますよね。
社会化期をどう過ごしたかによって、その犬がどれだけ人間社会に馴染み、ほかの犬と仲良くできるかが決まってきます。
社会化とは…
犬の社会化とは、犬が室内に限らず外に出て、いろんなものに触れ、見ることで社会に適応していくこをいいます。
とにかくいろんな音に慣れ、匂いや物に慣れることで、恐怖からとにかく吠えてしまったり、ほかの犬と全く仲良くできないなどという問題を回避することができます。
犬にもある反抗期。対応はどうする?
反抗期は人間だけのものではありません。
犬にもちゃんとあるのです。
小型犬の反抗期…4ヶ月〜6ヶ月
大型犬の反抗期…9〜12ヶ月
が目安で反抗期が起こります。
もちろん個体差があるので、人間同様、反抗期が来ない犬もいます。
反抗期の特徴として、
- トイレをわざと失敗するようになる
- 飼い主を無視
- 飼い主に挑戦的になる
- 言うことを聞かなくなる
- 無駄吠えが増える
などがあります。
これらは全て、思春期の人間と同じと考えていいのかもしれません。
どこまでの悪さがOKでどこまでがNGか。
自分のポジションはどの位置にあるのかなど、いろんなことを反抗することで試しています。
☆反抗期の対処法☆
今までできていたことが突然できなくなったり、明るく言うことを聞いてくれていたのに、突然、反抗的な態度をとるようになったりすると、私たちは当然動揺してしまいます。
まさに「うちの子に限って…」です。
反抗期はずっと続くものではなく、一過性のもので必ず落ち着きます。
飼い主が必要なこととして、
- 動揺しないで普段通りに接する
- 激しい要求吠えに負けて要求に応えない
- 元々できていたことをわざと失敗するときには極度に叱らず無視
などを心がけましょう。
吠える・噛むという行為に対して、大げさに騒いでしまうと、犬はそれがいけないことだと理解できず、むしろ、喜んでいると勘違いし始めるので良くありません。
また、要求吠えがうるさくて、黙らせるためについオヤツで静かにさせるということは、絶対NG行為になります。
吠えたら要求が通ると学習してしまいます。
基本的には、犬の反抗期の悪さは無視することで乗り越えましょう。
今までできていたことができなくなったという場合、ゆっくりおさらいするつもりで、しつけをし直していきましょう。
一度入ったしつけは反抗期が過ぎる頃、何事もなかったかのようにできるようになることが多いです。
メス犬のヒート時期はいつ?
子犬はいつまで子犬で、いつくらいを目処にヒートがくるの?と気になります。
小型・中型犬の場合…6ヶ月〜1年くらい
大型犬の場合…1才〜2才くらい
が最初のヒート時期の目安になります。
その後は、それぞれ個体差はありますが、多くの場合6〜8ヶ月周期(1年に2回)ほど発情期がきます。
オス犬のマーキングはいつから?
オス犬のおしっこといえば、マーキングではないでしょうか。
足を上げてシャーッとオシッコをし、自分の縄張りを主張するのです。
マーキングし始めるのは、だいたい6ヶ月くらいといいます。
そのため、去勢手術を考えているのであれば、マーキングが始まる前に手術をしてしまうと、マーキングをしない(減る)ようになるので、早い時期をおすすめします。
成犬期が1番頼もしい時期
犬の成犬期が1番体力精神面が充実し、時期は2〜5才くらいになります。
子犬期のヨチヨチ歩きで、1つ1つ教えてあげるという時期も本当にかわいい時期ですが、いろんなことを学習して、様々なものを見聞きし、成犬となった愛犬の2〜5才までは1番体力があり、頼もしい時期になります。
落ち着いて飼い主の話を聞け、しつけや信頼関係次第では、言わなくても動いてくれるパートナーになってくれるでしょう。
また、この時期一生懸命体力づくりをすることで、シニアになっても足腰がしっかりしたまま、散歩を楽しむことができます。
犬の平均寿命はどのくらい?
犬の平均寿命は14年程と言われ、ひと昔前と比べると、大幅に寿命は伸びています。
その背景には、ドッグフードや動物医療の向上が大きく影響していると言えるでしょう。
さらに、現在は室内で飼うのが主流なので、外の厳しい環境にさらされることなく飼育されているのも、長生きできる要因のひとつです。
しかし犬の寿命は体の大きさで、多少差があります。
それぞれの体格による平均寿命はどのぐらいなのでしょうか。
小型犬の平均寿命は13〜15年
小型犬の平均寿命は13~15年程と言われています。
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