犬が要する行動とは
犬がよくする行動にはどのようなものがあるのでしょうか。
可愛らしいしぐさの裏には何か特別な思いがこめられているのかもしれません。
その理由と共に見ていきましょう。
顔や手を舐める
一体いつまで舐め続けるのか、そう思ってしまうくらいに犬はよく人の顔や手を舐めます。
この行動には犬の相手に対する信頼や愛情、また服従の意味が込められています。
大好きな相手ほどたくさん舐めてしまうのです。
しかし顔舐めるのは、衛生上よくはありません。
顔ではなくても手を舐めさせるだけでも十分に満足するので、顔は避けた方がいいかもしれません。
首をかしげる
犬はとても耳のいい動物です。
その聴覚は人間の5倍以上とも言われており、ある実験では16倍以上の結果が出たという報告もあります。
この首をかしげる行動は音をよく聴きとろうとするためのものです。
初めて聞く言葉や音、うまく聴きとれなかったときなどによく首をかしげます。
また音だけではなく初めて見るものなどに対して首をかしげることがあります。
犬は音を聴こうとすると同時にこれは危険なものではないのか、と考えているのです。
そのため耳をかしげるという行動は犬の危機管理能力からくるものだとも考えられます。
あくびをする
犬があくびをする理由は、眠いからというだけではありません。
なぜか叱っている時にあくびをする姿を見かけます。
犬にとってのあくびとは、自分を落ち着かせようとし相手に対してももう少し落ち着こうと訴え掛ける行動です。
また過度なストレスから逃れようとしている証拠でもあります。
知らない場所や初対面の人に対してもあくびをすることがあります。
すべてのあくびがそうというわけではありませんが、犬があくびを頻繁にするときは何かストレスを感じている可能性があるので気にかけてあげましょう。
足を鼻先でつつく
何かに夢中になっていたり忙しくしていると、犬がそっと近寄ってきて鼻先で足をつついてくることがあります。
これは犬が構ってほしいとアピールをしている証拠です。
忙しなく動いていると犬も邪魔をしてはいけないと思いつつも少しだけ構ってほしいとアピールをしてくるようです。
一段落したら息抜きとしてしっかりと遊んであげましょう。
お尻をぴたっとくっつけてくる
固い信頼関係が築けていると、犬は飼い主に対してお尻をくっつけてくることがあります。
これは犬が安心しきっている証拠です。
お尻は犬にとっての急所の1つであり、そこを相手に預けることによって信頼をアピールしているのです。
逆に飼い主の背中にお尻をつける場合は、いつでも逃げられるように背中に周っている可能性もあるので犬との関係を一度見つめ直した方がいいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
犬は実に様々な行動を起こします。
その1つ1つの行動にはそれぞれ意味が込められていて、その意味をくみ取ってあげることが大切です。
愛犬の性格や訴えていることをよく理解し、より楽しく、よりしっかりとした信頼関係を築いていきましょう。
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